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入学式&卒業式式辞

平成28年度秋季卒業式・修了式 式辞

   本日ここに、平成28年度秋季横浜国立大学学位記・修了証書授与式を挙行できますことは、本学にとって大きな喜びであり、列席の理事・副学長・監事・部局長をはじめ教職員一同を代表して、心からのお祝い申し上げます。また、ご多忙の中をご出席賜りました校友会・同窓会ご来賓各位に対しましても、厚く御礼申し上げます。そして、卒業生の皆さんを今まで見守り育てて頂いたご家族・保護者の皆様には、本日この日を心待ちにしておられたことと存じます。皆様の本学へのこれまでのご支援に心から感謝すると共に、お喜び申し上げます。

  学びの場として横浜国立大学を選ばれた皆さんは、緑深いここ常盤台キャンパスを舞台として、活力ある学生生活を過ごされたことと思います。皆さんが学ばれた本学は、大学憲章として四つの基本精神のもとで、教育と研究を行っています。第一の実践性(Be Active)は、諸問題の本質を見極め、時代の変化にも対応できる精神です。第二の先進性(Be Innovative)は常に前向きにとらえ、新しい試みに意欲的に取り組むチャレンジ精神、第三の開放性(Be Open)は社会とともに歩み、公正さを大切にする精神、そして第四の国際性(Be Global)はグローバルな視点とコミュニケーションの精神です。その核となるのは、「現実の生きた社会に原点を置く学問を志向し、社会の福祉と持続的発展に貢献する」という実践性です。本学で学ばれた皆さんが、是非、この実践性を卒業後の実社会で発揮され、活躍されることを期待しています。

  留学生の皆さん、遠く祖国を離れ、横浜国立大学での学びを貫徹されました。これまでの皆さんの努力に深く敬意を表します。これからは本学で身につけた知識や技術を母国と日本の発展のため大いに役立て、そして母国と日本の架け橋として活躍してください。

  21世紀社会は、様々な分野でイノベーションが求められると同時に、地球温暖化、少子高齢化、地域紛争とテロ、或いは難民など多くの課題を抱えています。今年6月のイギリスのEU離脱も含め、予測不可能でしかも解決の難しい問題ばかりです。このような答えのない問題に果敢に挑むことも実践性に含まれる大事な要素であると思います。皆さんが、これら課題に対して、自らの専門的知識を活かして、真摯に課題解決に向けて取り組まれることを期待しています。

  結びになりますが、このような実践性を表したゲーテの言葉を紹介します。

”Knowing is not enough; we must apply. Willing is not enough; we must do.”
(by Johann Wolfgang von Goethe)
「知ることだけでは十分ではない。それを適用しなければならない。やる気だけでは十分ではない。実行しなければならない。」

皆さんが、横浜国立大学を母校とする卒業生として、プライドを持ち、心身ともに健やかな人生を歩まれることを祈念して、式辞とします。

平成28年9月16日
国立大学法人 横浜国立大学長

長谷部勇一

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