有澤研究室 指導教員:有澤 博先生

高度な認識ができるロボットを目指して


取材・記事:学生広報サポーター山中

山中 研究の目標は何ですか?

有澤先生 人は普段、多くのものを目で見て判断したり、声で聞き分けたりしています。この研究室では、人が行っている高度な認識をコンピューターでも行うことができないか、ということを日々研究しています。最終的には人の代わりにコンピューターが動くという、一種のロボット、AI(人工知能)のようなものを作ることを目標としています。

4班に役割を分けて研究


有澤先生と博士研究員の佐藤さん

山中 研究室について教えて下さい

有澤先生 現在、研究室に所属する学生は約20名で、メンバーはそれぞれ、解析班、エルゴノ班、PET班、DB班の4班に分かれて研究を行っています。 解析班では3次元空間からものを捉えて、ものの位置をコンピューターに表示させるというゲームなどに用いられる技術を研究しています。エルゴノ班では介護動作のシミュレーションを解析し、PET班では医学画像の自動解析技術の開発を行っています。また、DB班では、得られたデータをマルチメディアのデータとして保存するための新しいプログラミングの言語ソフトを考えています。

「自分が欲しいと思っていたものが出来ると達成感がある」

山中 所属している学生はどの様な研究に取り組んでいますか?

有澤先生 この研究室の所属する学部生(大学4年生)は、研究室紹介のときに、「ネットワークの興味があるなら有澤研究室がよい」、と勧められて、ここに所属したということでした。研究室に所属すると、毎週全員でミーティングを行ったり、学会に参加して発表をしたり、9月や12月には中間発表があり、その直前になると準備などに追われ忙しいということです。また、研究をする上では、「自分が作ったプログラムが上手く動かないなどの多くの苦労があるけれど、自分が欲しいと思っていたものが出来ると達成感がある」、と博士課程の関谷さんはおっしゃっていました。


横浜市大で使用していたベッド

特別に天井を高く設計した研究室

大学院生の机(寝床?)

癌を検知するシステムを研究

山中 有澤先生が今取り組まれているのはどの様な研究ですか?

有澤先生 私は、横浜市立大学医学部の先生方と共同でPET-CTスキャンの開発を行っています。これは全身をCTスキャンした画像をコンピューターに取り込むことによって、人の目ではなかなか見つけることが出来ないような初期の癌を見つけることが出来る技術で、最近メディアにも取り上げられています。この技術によって、ほぼ100%見落とすことがなく、癌が発見されているということで、今後より実用化に向けて研究を進めていく、ということです。


PETとCTの画像を使用したシステム

「がんが発見された」という表示

取材の感想

取材を行った当日、多くの学生が春休みなのにも関わらず研究室に来て作業をしていることに驚きました。また、実際に使っている研究機材などを見させていただきましたが、このような一つ一つの研究から多くの発見が得られることを知り、大学で学ぶことの面白さも実感できました。

研究室でのイベント


PETとCTの画像を使用したシステム

研究に必要 お菓子棚

研究室での打ち上げ

卒業後の進路

  • NEC
  • 東芝
  • NTT東日本
  • KDDI
  • SONY
  • リコー
  • 野村総研
  • 日本SGI
  • 日立製作所

(担当:広報・渉外室)


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