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  6. 第5回 「”和田べん”で商店街を盛り上げる」 原田さん(国際社会科学研究科)

原田さん 国際社会科学研究科

インタビュー・記事:学生広報サポーター谷川
(取材日:2009年2月11日)

この春からNHKの記者となる原田さん。

これまで地域課題プロジェクトや学生広報サポーターとして積極的に活動してきました。

強く前を向いている、その彼女の口から発せられる言葉一つ一つに揺ぎ無い信念を感じました。

社会に貢献する方法を学びたい

谷川 国大に入学した理由、きっかけを教えてください。

原田さん 昔から社会をよくしたいなという思いが漠然とあって高校時代に、私は社会のことを考えたりとか、リーダーになったりするのが好きだなって思ったんです。でも社会の仕組みを理解するには、精神論だけでなく全体的な経済システムを勉強して、根本的に知っておく必要があるんじゃないかと思ったんですよね。

中に入って自ら動いて見ることも大切

谷川 地域課題プロジェクトに参加した理由は?

原田さん もともとはゼミで地域課題プロジェクトに関わり始めたんです。その中で、和田べんプロジェクトに出会い、経済学として地域を学ぶことも必要だけど、実際に人はどう動いて、街はどういう風に作られ、意思決定をしているのかを知るには、中に入って自ら動いてみることも必要だなと気付き始めて。

学部の3、4年では地域経済政策、M1は和田べん、M2は和田べんと協働型まちづくりプロジェクトへ参加しました。

谷川 その地域課題プロジェクトの一つである“和田べん”が始まったきっかけは?

原田さん そもそもは、和田町商店街の味を弁当という形で学生に提供して、商店街へ足を運んでもらおうというのが狙いなんです。

国大ってお昼ご飯のバリエーションが少ないよね?みたいな話から始まって、それなら商店街の活性化と学生のニーズを掛け合わせてみようってことで先輩たちが立ちあげて…もう四年くらいになります。

一日100個弱くらいを学内で販売したり、配達も行っているんですよ。


学生デザインののぼり

工学部A棟での和田べん販売の様子
様々な種類のお弁当が並ぶ

販売方法には学生らしい工夫が

谷川 和田べんのこれからのビジョンは?

原田さん これまでは弁当販売に関わる活動が多かったんですけど、これからはもっとコラボレーションしていけたらなと。昨年からは商店街のイベントで留学生と一緒に弁当を販売するとか、食をテーマにしたイベントにも参加してきました。

現在、和田べんプロジェクトでは、和田町マップの作成・配布に向けて取り組んでいるんですが、活動の幅を広げて、商店街にある店舗同士を繋げて巻き込んでいけたらと思っています。

私の価値観に合う人の元で学べたという事実

谷川 原田さんにとっての国大のいいところとは?

原田さん 緑が多い…は普通か(笑)。私個人としては、中村剛治郎先生に出会えたことです。

先生に出会えたことで鍛えられました、すごく。だから先生の元で学べたという事実が、私にとっての”国大のいいところ”。

谷川 とてもはきはきとした明るい印象を受けたのですが、何かストレス解消法などはあるんですか?

原田さん いい意味で妥協することです。諦めるとかじゃなくて、自分の立ち位置とか振れ幅をちゃんと認めてあげる。そして何やってもダメな時ってあるから、そういう時はあきらめて休む。多分そういう勇気と妥協が、ストレス解消につながるのだと思います。

だから私は記者になるのかもしれない

谷川 どんな目標を持っていますか?

原田さん ちゃんと物事の真実を見極められる大人になりたいですね。周りに流されないで、正しいことは正しいと言えるような…だから私は記者になるのかもしれない。

(地域課題プロジェクトの経験から)最終的には、届きづらい実情とか市民の声を、その立場に立って国に訴えかけ動かしていけるような仕事ができたらいいですね。


質問に対する原田さんの答えには迷いがない

谷川 記者になるために何かしましたか?

原田さん 直接的にはマスコミ関係の学校に行ったりはしたんですけど、やっぱり、ゼミで物事や真実を捉える訓練をさせて頂いたことですね。あとは人に声をかけてもらった時とか、この人と関係を築きたいなと思った時は積極的に動いていくことも心掛けていました。

谷川 在学中にやっておくべきことはありますか?

原田さん 自分が選んだ学問は、何か得られるまで真剣にやってほしいですね。将来、直接的に役立つわけではないかもしれないけど、専門的に何かを学ぶことで問題の掘り下げ方とかアプローチの仕方とか身につけられると思うし…バイトやサークルもあるだろうけど、自分のベースをどこで築くかが大切だということを私はゼミで学びました。

あとは、チャンスが残されてるなら妥協せずに進むこと。私は就活を秋までやっていたんですけど、それは春には内定には届かなかったものも、秋までには届く自分になってるかもしれないって思ったから。だから諦めないことは大切なんだと思います。

それと、夢や理想を口に出すことです…言っちゃえばやるしかないでしょ?(笑)それに夢なんかいくつあってもいいわけで、いくつもあるからこそ選べるものだから。それを形にしていく作業が必要になるけど、成功している人ってきっと口に出して実行してるんだと思う。

コアな部分は変わらない

谷川 最後に何かありますか?

原田さん もっと言えば、記者という職業にこだわっているわけじゃないんです。

私のコアな部分って言うのは、地域の活性化とか農業を守っていきたいなという気持ちだから、例え、記者という職業を使おうが営業という職業を使おうが、どのアプローチであってもこのコアな部分は変わらないと思うわけです。“もし記者がダメだったとしても、ここへのアプローチ方法は他にもある”って…そう思えたから。

取材を終えての広報サポーターの感想


キャンパス内の緑を背に
広報サポーターの谷川(左)と 原田さん(右)

海外旅行も好きだという原田さんは、とにかく行動的。

口先だけの安い言葉で飾る人もいるが、実際に自分の目で見て、頭で考えて、肌で感じてきた彼女の言葉だからこそ、その多くにぐっと押され、考えさせられるものがあるのだと感じました。

(谷川功晃)

地域課題プロジェクト
「地域課題プロジェクト」とは、様々な地域課題をテーマとしたプロジェクトに学生が参画しながら、実践的に地域課題に取り組むプログラムです。 学部1年生から大学院生までが参画でき、それぞれの興味や専門を活かして活動しています。
地域課題プロジェクトの一つである「和田べんプロジェクト」は、学生自らが提案して実施する「公募型プロジェクト」として平成19年度に認定され、活動を続けています。

(担当:広報・渉外室)


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