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  6. 第7回 「想像以上に声は広がる」  アカペラサークル“ボーカルブースター”

アカペラサークル“ボーカルブースター”

インタビュー・記事:学生広報サポーター 山口・田辺
(取材日:2010年2月22日)

学生アカペラサークルstairways(ステアウェイズ)に所属するグループ“ボーカルブースター”

練習中と変わらず和気あいあいとした雰囲気の一方、代表の橘さんは落ち着いた物腰で話す様子に、歌うときとはまた違った印象を受けました。バンドの魅力、アカペラを通して得たこと、ハモネプの思い出を聞き、受験生へのメッセージをもらいました。

横浜国大での出会い

横浜国大に入学した理由を伺おうと思います。


主に取材に応えてくれた代表の橘さん

 僕関西出身で、結構地元が田舎なんですよ。それで、漠然と都会に対する憧れが強くて、できれば関東の大学に行きたいと思っていたんです。1年浪人したので偏差値も高いところにしようって。国際経済学科って意外と国立では少なくて。それで、僕が学びたかった発展途上国経済をやっていて、偏差値が近い横浜国大を選びました。

横浜国大の良いところを聞いてみたいのですが。

 色々な地方から集まった人や、帰国子女の人が多いので、様々な価値観を持つ人が多いことが魅力的だと思います。うちのバンドも国内なら北海道から九州、あとアメリカ出身のメンバーもいて、横浜国大だからこれだけ個性的な人たちと会えたのかなと思います。

お互いを気遣い、自分の価値観を押しつけない

どうやって歌う曲を選ぶんですか?


多いときで、月に4 回もライブを行う

 まずは、何もない状態からスタートなので、誰かが別のバンドでやっている楽譜からとか、そういう、取っつきやすい曲から始めます。この他にやりたい曲があったら、メンバーに相談して、「じゃぁ、楽譜俺が書くからやろうよ」みたいなことになって、どんどん広げていきます。今、何曲くらいあるだろう、15曲・・・弱くらい?

ライブをやるのに難しかったこと、大変だったことはありますか?

 ありすぎ(笑)。
1人でも欠けたら、もう音楽にならないんですよ。6人がコンスタントにモチベーションと練習をキープさせて、自分である程度練習をしてこないと。ライブで、常に前よりも良い状態を求めるのは、なかなか大変だよね。

では、活動から学んだことと言えば?

 自分の価値観を押しつけない、かなぁ。
例えば、1人が勉強で忙しくて練習に時間を割けないときに、ストイックな人がいると、「何でおまえやらないのか」とか言い争いになることもある。そこは、個々がお互いを気遣うしかない。他の5人が今どういう気持ちでこのバンドに取り組んでいるのか、お互いがしっかりと考えて、決定していかないと解散してしまってもおかしくないと思う。

アカペラの魅力

歌うことも、選曲も、相手と合わせるのも楽しそうですね。アカペラの一番の魅力ってなんですか?


普段の練習風景
一体感のある演奏はすごく気持ちいい

 自分が気持ちよく歌った声とみんなが気持ちよく歌った声が綺麗にハモっているとき、一体感のある演奏ができたときは、ゾクゾクするぐらい気持ちいい。自分が気持ちいい演奏ができていると感じたときはたいてい、みんなもそう感じている。誰かが頑張って気を使って歌っているときは他の人もそう思っていることが多い。
想像以上に広がりますね、声って。

ハモネプ本選

今まで歌ってきた中で、思い入れのある曲ってありますか

  “BAD”(マイケルジャクソン)ですね。
大学祭や、大事なライブでは、必ずこの曲を歌います。なかなか難しい曲だけど、結構評判いいよね。
実は、常盤祭の僕達の演奏を、ハモネプの制作会社の人が見てくれていて。その後、お褒めの言葉をいただきました。調子に乗って、軽い気持ちでオーディションを受けたら、通過して本選へ。もちろん、オーディションでもハモネプでもこの曲を歌いました。

ハモネプ(「青春アカペラ甲子園全国ハモネプリーグ」フジテレビ放送)に出演されたんですよね!
本選に進めるって決まったときどう思ったんですか?


ハモネプには機会があればもう一回挑戦したい

  もぉ、はしゃぎましたね。憧れはあっても自分たちと関係ない世界だから、テレビで見る世界って非現実。だからいざ出演できるって決まったときもあんまり実感なかった。とにかく、すごいことになったことだけはわかった。
本番で、歌ったときに武田鉄矢さんやつんく♂さんがコメントをくださって、「俺、つんくと会話しているよ!!」っていう状況。ほんとに非現実な空間でした。ただ、スケジュールもきつかったし、緊張しましたね。

役割を住み分けて、バンドに貢献

話を聞いていると、楽しいことが多いように聞こえますが、逆に辛いこともありますか?

  僕は9割辛いですね。

えー!(メンバーも驚き)

  いや~辛い辛い。音感もリズム感もなしにアカペラをするのは本当に辛い。なんでもそうだと思います。才能も、経験もない人が音楽をやって、かなりのレベルを目指すのは、それこそほんとに泣きながら練習みたいな。じゃない?

望月 私は8割楽しい。どういうこと?


メンバーに問いかけながら取材に応じる橘さん。
バンドの仲の良さがうかがえた

  なんかね、辛いのがいい?僕は、たぶんメンバーの中で一番音楽的な才能がなくて、自主練を他の人よりやらないといけない。だから、自分はリーダーになってライブの話を持ってきたり、事務的な作業を全部やる。練習の仕切りも僕がやるようにしています。それは住み分けかな。 やっぱり、魅力のあるバンドって、見せ方がはっきりしていて、その、魅力が誰にでもわかりやすく伝わる。「ただ歌っているだけじゃだめだな」って思っていて。自分は音楽の才能がない分、そういうところでバンドに貢献できたらいいなと思っています。

ちなみに6人の見せ方は?

  ボーカルブースターって、ボーカルをブースト、要は“上げる”っていう意味なんです。 一人ひとりのボーカルの良さを生かして、みんなを感動させられるような演奏ができたらいい。歌だけじゃなくて、ボーカルパフォーマンスやステージング、MC、喋りなどでステージ全体を湧かせたいなっていう意識を常に持っている。これは、バンド名を決めるときから決まっていたコンセプトなんです。

これからのボーカルブースター

今後の予定はどうなっていますか?

  僕が卒業する関係で、(ボーカルブースターとしては、)いったん活動がこれで一区切りになります。
その後は、どうなるかわからない。このまま活動を続けることができるといいなと思います。

ありがとうございました。

メンバーから受験生に向けたメッセージ


インタビューをした広報サポーターの
山口さん(一番左)と田辺さん(一番右)と一緒に

大学生になると、高校まで考えることもなかった様々な物事に対する選択肢が与えられると思います。中にはそれらの選択によって人生を左右するようなこともあると思います。今は受験勉強が大変かと思いますが、自分次第で大学生活はとても価値のある素晴らしいものになると僕は確信しているので、そのための努力だと思って今は頑張ってください。(橘)

大学はやりたいと思ったことがなんでもできる場所です。横浜国立大学なら僕のような他大の人とも交流することができ、広い視野を持つことができるようになります。楽しい大学生活が送れるよう頑張ってください!(宮田)

大学というのは授業ももちろん大切ですが、新たな挑戦がいくらでもできる場です。そうした挑戦する意志を持ち続ければ、大学生活はかけがえのないものとなるでしょう。受験も一つの挑戦です。応援しています!(今野)

受験は大変ですよね。お疲れさま。
でも、それを乗り越えて大学に入ったら全く新しい世界がそこにはあって、自分が求めて一歩踏み出せば何でも出来ます!
今はそのための練習の時間、しっかり前を向いて1歩ずつ進んでいきましょう!(各務)

自分のスタイルを貫くことが大事だと思います。僕は『苦手を克服』が嫌いで、得意教科でカバーしたし、落ちたらどうしようなんて考えるのは時間の厶ダだと思っていました(笑)
そんな風に信じたやり方を貫いてる人ってカッコイイじゃん♪
受験って人格形成の機会って感じで楽しかったな(笑)(坂)

横国は自由で楽しいところです!周りのみんなもモチベーションが高く色んなことに挑戦していて、本当に賢くて可愛らしい人が多いです♪ぜひ一緒にみなとみらいを眺めながらお昼ご飯を食べましょう(^ω^) (望月)

インタビューアーの感想

山口 何より、良いものを作るってこういうことなんだと思いました。取材と練習風景を通して感じた「曲を共有するために、自分の気持ちをしっかり伝えるだけでなく、お互いが思っていることもしっかり聞く。合わない所は話し合いを繰り返して、1つ1つを詰めていく」作業。サークルでできることは思っていた以上に広いと思う取材でした。アカペラサークルの人たちは仲が良いと言う話にも納得しました。これからの活躍を期待しています。

田辺 取材をしていて私が一番印象に残った話が、「自分の価値観を人に押し付けない」です。
歌がうまいとか、舞台での魅せ方が上手などという以前に、グループとして続かないとここまで大きなことはできないんだなと思いました。
私は大学に入ってもうすぐ一年たちますが、この一年は様々な人に出会いました。たくさんの出会いを楽しむ反面、人付き合いがうまくいかないこともありました。ボーカルブースターの皆さんとの出会いは、私に足りないものを教えてくれるものだった気がします。

(担当:広報・渉外室)


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