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教育学研究科

教育学研究科
修士課程 教育実践専攻              入学定員 100人
コース 専門領域 募集人員
教育デザインコース 臨床教育・教育学・心理学・日本語教育
・国語・英語・社会・数学・理科・技術
・家政・音楽・美術・保健体育
85人
特別支援教育・臨床心理学コース 特別支援教育専修 10人
臨床心理学専修 5人

概要

本研究科は、教育科学・教科教育・教科内容の密接な関係を実現するために、従来の専攻を超えて、教育デザインの1コースに統合しました。また、臨床心理士の養成と特別支援学校教員の養成に関しては、一般教員とは別種の専門性が要求されるので、別途<特別支援・臨床心理コース>としています。

広い視野に立って精深な学識を修め、専門分野並びに教育実践の場における理論と応用の研究能力を高め、教育研究の推進と教育実践の向上に資する能力を養うことを目的としています。

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特色

近未来の教育を創る教育デザイン
教育デザインコースは、取得できる専修免許状の種類や性格、または学問の専門性によって、14の専門領域が用意されています。同様に特別支援・臨床心理コースは、取得できる免許状・資格の種類によって、2つの専修が用意されます。学生は自分の希望する免許状や専門に応じて、専門領域(専修)に進みますが、そこに所属して閉鎖的に授業を受けるのではなく、個々の目的と必要に応じて、様々な授業を自由に選択履修できる点に特色があります。
自らがデザインし、社会に発信する
入学者は、専攻共通科目のコア科目<教育デザイン>、実践活動中心の<教育インターン>に加え、学術研究中心の<教育科学科目群><教育開発科目群><教科内容科目群><特別支援教育に関する科目>もしくは<臨床心理学に関する科目>といった選択必修科目を、教員の支援を受けつつ、学生自身のデザインに即して履修し、最終的に修士論文へと結実させます。その成果は学内で開かれる教育デザインフォーラムなどの報告や、学会発表・学術論文として公表するなど、社会的な検証を受けます。

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各コース、専門領域の紹介

教育デザインコース

初等・中等教育の根底にある人間と社会の再生産の理念と、理念を各教科等において具体化することを目的として、教育科学と教科教育学と教科内容学を接合して、新たな教育方法・教育理念を開発しデザインします。
本コースでは、教育科学科目群、教育開発科目群、教科内容科目群からそれぞれ4単位を選択必修として、それぞれの学問領域が教員養成・教師教育にいかに関わっていくかを学びます。履修については、コア科目担当教員の指導のもと、いまだ分立している学問領域を組合せ、大学教員と院生が協働して、教育学研究科にふさわしい新たな「学」へと練り上げていきます。自分の目的に応じて専門科目を履修できる柔軟なシステムを導入しているので、学生自身の研究プランに応じて、専門領域にとらわれることなく、自由に個性的な受講が可能となっています。
このコースでは、小学校と中学校・高等学校各教科の専修免許状取得が可能です。それぞれの免許状に対応する形で各教科の学問領域が体系化されており、選択科目が設置されています。免許法に従って20単位の専門科目を選択することによって、教科・科目の専門領域を体系的に学ぶことができます。

専門領域

臨床教育
教育関係者の実践的リカレント教育をその目的に含みつつ、具体的には、①カリキュラム・マネジメントや授業の具体を対象とした臨床的な研究、教育の情報化に関わる実践的な研究や、②学校教育における不登校、いじめ、学級崩壊等の臨床的な諸問題について、その要因の分析と対処法に関わる実践的な研究を推進し、その上で、③臨床教育場面で有効に機能する具体的なシステムを構築することのできる高度な実践的能力の形成を目指します。
教育学
複雑化した現代社会の人間形成と学校教育の問題を多面的かつ構造的に理解し、これからの教育環境を総合的にデザインできる専門的力量を養成します。理論的、臨床的研究を通じて獲得した教育デザインの力を、実際の教育場面において活用できる理論と実践の力量を身につけることを目指します。

日本語教育
日本語教育学、日本語学、日本事情などの諸学問の成果の上に立ち、日本語を母語としない人々や子どもたちにどのように日本語の力を付けるのかを明らかにすることを目的としています。
心理学
教授学習、認知、教育臨床、発達などの実証的研究に基づき、学校内外での学習・生活・実践の場面において心理学的支援を行ない、児童・生徒の発達や教育の発展に寄与するために必要とされる高度な知識と技能の修得を目指します。

英語
英語教育学、第二言語習得論、英語学、英米文学などの諸学問を融合させながら、今日の英語教育が直面する諸課題の解決や英語圏の言語文化の研究に必要な知識や技能の修得を目指します。
国語
国語教育学、国語学、日本文学、中国古典学、書写書道教育学などの諸学問の成果の上に立ち、現代の学校教育における言語文化の伝達と創造を、どのように実践的に展開したらいいのかを明らかにすることを目的とします。人間形成にどのように言語文化が関わるのかを研究していきます。

数学
算数・数学の教授学習論と基礎数学及び応用数学とを融合させながら、今日の算数・数学教育の諸課題を解決するのに必要な知識や技能の修得を目指します。
社会
学校教育における社会系教科の教育課程と児童・生徒の社会認識の発達段階を踏まえて、社会の変化に対応した社会認識の育成・深化を図り、社会参加能力の育成を促すうえで必要な学習内容の在り方や学習指導過程、及びその基盤をなす社会科学や人文科学について研究し、高度の理論的かつ実践的力量の育成を目的としています。

技術
技術と生活とのかかわりを視野に入れながら自然の法則性を適用した合理的なものづくりの実践力とともに、現代の生活に大きな影響を与えるテクノロジーについて、それを公正に評価することのできる能力を持った児童生徒の育成を目指して、理論的・実践的指導力を身に付けることを目指します。
家政
家族、子どもや高齢者、衣生活、食生活、住生活等に関する生活課題を総合的に追求することを通して、人間の生涯にわたる成長・発達の上で重要な家庭生活の様相を多面的に把握するとともに、現代生活における問題解決や支援の方法を探究し、多様化する生活を主体的に生きるための実践力と指導力を身に付けることを目指します。

理科
今日の理科教育が直面している諸課題を、理科の教授学習論と物理学、化学、生命科学、地球科学等の諸科学と融合させながら、解決するのに必要な知識や技能の修得を目指します。
音楽
現代の学校や社会における教育的課題に対して、音楽がどのような役割を担っているかが問われています。音楽そのものの理解と研究、そしてそれに基づいた方法論を探究しながら、教育の目的や今日的課題に照らしたカリキュラム開発、および実践論を研究することを目的とします。

美術
美術は、共同体であろうと個人であろうと、主体と世界の関係を構造化し、それによって主体位置規定を与えてきました。今日、主体との関係を欠いたイメージが散乱する中、主体と世界との関係を捉えなおさなければなりません。教育の目的や今日的課題に照らしたカリキュラム開発や実践的方法論の展開を通してそれらに応えていくことを目的とします。また、美術の現在や時代の急激な変化に対応する電子メディアを取り入れたデザイン教育なども重視していきます。
保健体育
児童・生徒の体力向上、青少年の積極的なスポーツ参加、成人と高齢者のアクティブライフ等の今日的な課題を、保健体育や健康教育という広域科学としての視点から分析・批判できるような学生の能力を高めるとともに、彼らの課題固有の問題を発見する能力と問題を解決する能力の育成を目指します。さらに、身体にかかわる教育の質的な意義を問い直すなかで、対症的解決の積み重ねではなく根本的な問題解決を策定し、実効性のあるカリキュラム開発を可能とするような保健体育および健康教育の専門的指導者の養成に取り組んでいきます。

特別支援教育・臨床心理学コース

特別支援教育専修免許状取得、臨床心理士資格取得のための高度な専門的能力獲得を目的としたコースです。このコースは、特別なニーズのある子どもの心身の発達を支援する専門家の養成を行う特別支援教育専修と、学校・家庭・地域など幅広い臨床の場において心の悩みや病理に対して専門的に対応する臨床心理士の養成を行う臨床心理学専修に分かれ、それぞれの実践的能力の獲得を目的としています。

特別支援教育専修
特別支援教育専修では、学部における特別支援教育コースに対応し、特別支援学校教諭専修免許状を取得することができます。現職教員をはじめとした教育活動に関わる社会人のリカレント教育も行い、現代社会における子どもの発達を特別支援教育や社会福祉の視点から研究、教育することを目的としています。本専修では、現代の学校、家庭、地域社会における子どもの発達を踏まえ、多種多様な障害児の障害様相や発達の程度、さらには環境条件を含むその他の諸特性について正しく理解するための専門的知識と技能を養うと共に、それらに基づいて個々の障害児に適合した教育的支援の理論と技法を開発し、学校現場で即応できる高度な実践的能力の形成を目指します。
臨床心理学専修
平成15年度から財団法人日本臨床心理士資格認定協会より臨床心理士大学院指定制度による第一種大学院の指定を受け、臨床心理士の養成を行っています。心の問題への対応に欠かせない理論的理解を基礎として学び、病院や学校、教育センターなどでの学外実習や、学内の教育相談・支援総合センター常盤台相談室での実習を積み重ねることで、修了後に実践的に活躍することのできる臨床心理士の育成を目的としています。

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特色ある施設・プログラム等

教育相談・支援総合センター
臨床心理士を目指す大学院生の臨床教育と同時に、支援を求める外部の方々を対象にした「心理臨床支援」と「発達支援」を継続的に提供しています。特に幼い子どもから思春期の子どもの支援を中心に、心理療法やプレイセラピー、療育的活動を行っています。その他、心理検査・心理療法のスーパービジョンや研修会、事例検討会なども開催し、広く臨床心理士の養成と資格取得後の研修活動を行っています。
連合学校教育学研究科
横浜国立大学は、東京学芸大学、千葉大学、埼玉大学とともに、東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科(博士課程)に参加しています。これは、東京大学など教育学系の大学院ではなく、教員養成系の大学院として設置されたはじめての博士課程大学院で、教育科学、教科教育学、教科内容学を横断する「広域科学としての教科教育学」の確立を目指しています。

附属学校・学部附属教育研究施設新しいウィンドウが開きます

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フォトギャラリー

(担当:教育学研究科)


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