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生態リスクGCOEシンポジウム「生物多様性条約:利用と保全の調和を考える」

生物多様性条約(CBD)第10回締約国会議(COP10)が2010年10月に名古屋で開かれました。
「2010年までに生物多様性喪失速度を顕著に減少させる」という2010年目標の節目の年であり、新たな愛知目標(愛知ターゲット)、生物資源の利用と利益配分(名古屋議定書)、生物多様性と生態系サービスに関する政府間科学技術プラットフォーム(IPBES)設置が合意された節目の年でした。愛知目標には2020年までに陸域17%、海域10%の保護区の設置などの数値目標が含まれています。また、持続可能な利用についてはいわゆる「里山イニシアティヴ」が盛り込まれました。COP10を機に、日本の生物多様性の現状についてさまざまな文書が取りまとめられました。環境省委員会の生物多様性総合評価(Japan Biodiversity Outlook)、国連大学の日本里山里海評価、日本生態学会のEcological Research特集号、WWFのエコロジカルフットプリントレポート日本2009、TEEB(生態系と生物多様性の経済学)報告書)などがあります。

これらに描かれた日本の生物資源利用と保全の現状を紹介しつつ、その調和を図る取組みの課題を話し合うため、本会合を開催します。市民、企業、行政関係者、研究者、学生など、皆さまの参加を歓迎いたします。

日時

2011年2月26日(土)13:00~17:50 (受付開始12:30)

場所

学士会館  東京都千代田区神田錦町3-28

参加費

入場無料

募集人数

200名(先着順)

プログラム

・開会挨拶 鈴木邦雄(横浜国立大学学長)

・アン・マクドナルド(国連大学高等研究所)
里山里海に基づく取組みと政策の主流化

・三村真紀子・矢原徹一(九州大学・保全生態COE)
アジア保全生態学がめざすもの

・湯本貴和(総合地球環境学研究所)
日本列島の環境史から学ぶー地球研分野横断型プロジェクトから

・中静透(東北大学・生態適応COE)
生物多様性総合評価と生態適応COEの取組み

・粟野美佳子(WWFジャパン)
エコロジカルフットプリントから見た愛知目標~日本に求められる取組み

・五箇公一(国立環境研究所・生態リスクCOE)
外来種問題に対する国際的取組み

・松田裕之(横浜国立大学・生態リスクCOE)
ユネスコMAB計画と日本の野生鳥獣管理

・パネル討論 司会:西宮洋(IGES)、講演者等

・閉会挨拶 安岡善文(国立環境研究所理事)

・18:00: 懇親会(会費3000円予定)

共催

横浜国立大学・国立環境研究所グローバルCOEプログラム「アジア視点の国際生態リスクマネジメント」(生態リスクGCOE)

共催および後援

東北大学生態適応COE、九州大学・東京大学保全生態COE、国連大学高等研究所、横浜国立大学、国立環境研究所、地球環境戦略研究機関(IGES)、WWFジャパン、総合地球環境学研究所、日本生態学会、日本MAB計画委員会

申込み方法

参加申込み先(懇親会は2月10日までにお申込みください)
生態リスクGCOE事務局 er-coe3@ynu.ac.jp

お問い合わせ先

生態リスクGCOE事務局
電話番号:045-339-4497
メールアドレス:er-coe3ynu.ac.jp

関連リンク

(担当:環境情報研究院 生態リスクGCOE事務局)


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