生態リスクCOEシンポジウム 生態系と人間 ~地域と描く里山・里海の未来~
横浜国立大学では国立環境研究所と連携して、生物多様性と生態系サービスの減少など、生態系と人間との間に存在する様々な危機を「生態リスク」ととらえ、これを評価し、管理するための研究を進めています。研究成果は各地の環境問題に応用していくことが期待されますが、本当に社会に役立つものとするためには、市民の方々、特に地域レベルで生態系保全や環境教育などを実践されている方々との相互理解が不可欠です。
そこで本学では、これまでの研究成果を発表するとともに、生態リスク管理の主要トピックの一つである里山・里海の保全の分野において、各地でご活躍されている市民団体の方々にもご参加いただき、活動の紹介をしていただくシンポジウムを企画いたしました。里山・里海は、生態系と人との共存のシンボルです。その未来について地域視点で語り合い、市民と研究機関との連携の可能性を模索する場となれば幸いです。皆様のお越しをお待ちしております。
日時
2011年6月18日(土)13:00~18:20
場所
横浜国立大学 教育文化ホール大集会室
参加費
入場無料
プログラム
13:00~13:10
開会挨拶:草間勝浩
(横浜国立大学大学院 生態リスクCOEシンポジウム実行委員長)
第一部:人と自然を見つめる~リスクマネジメントの最新知見~
13:10~13:40 「里山の現状とリスク評価」
小池文人 (横浜国立大学 生態リスクCOE)
13:40~14:10 「知床世界遺産海域管理計画と地域環境学ネットワーク」
松田裕之 (横浜国立大学 生態リスクCOE拠点リーダー)
14:10~14:20 ブース出展団体の紹介
第二部:「人と自然を結ぶ~里山・里海の活動~」
招待講演
15:50~16:30 「伊豆沼・内沼の鳥類と自然再生」
嶋田哲郎 (伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター)
16:30~17:10 「三宅島における地域密着型の環境教育」
穴原奈都 (東京都三宅島 三宅島自然ガイド「キュルル」)
休憩 17:10~17:20
パネルディスカッション
17:20~18:10
閉会挨拶 18:10~
懇親会
18:30~ 場所:横浜国大れんが館(会費:3000円、事前申し込み要)
共催および後援
共催:横浜国立大学 安心・安全の科学研究教育センター、
同 統合的海洋教育・研究センター、
同 JST戦略的環境リーダー育成拠点形成事業
「リスク共生型環境再生リーダー育成」
後援:日本自然保護協会 日本MAB計画委員会 地球環境戦略研究機関
日本生態学会 エコケミストリー研究会
申込み方法
懇親会申込み先:6月13日(月)までにお申込みください
生態リスクCOE事務局 er-coe3@ynu.ac.jp
お問い合わせ先
生態リスクCOE事務局
電話番号:045-339-4497
メールアドレス:er-coe3ynu.ac.jp
関連リンク
(担当:環境情報研究院 生態リスクCOE事務局)