教育学研究科が毎年受け入れている教員研修留学生の第３７期生（平成２８年度入学）３人が１年半の研修を終え、３月７日、教育学部事務棟で修了式が催されました。

今年修了を迎えたのは、ルオ・ジーンイーさん（中国）、サトー・フレッド・エマニュエルさん（マラウイ）、ジョ・パンさん（中国）の３人。修了式では卒業記念のブルーの横浜国大ストールを掛けた１人ひとりに、杉山久仁子教育学研究科長から修了証書が授与されました。続いて杉山研究科長が「１年半の間、日本でいろいろな経験をされ、無事修了されました。今後、勉強されたことと、日本で築かれた人と人とのつながりを生かしてご活躍いただければ嬉しいです」と告辞を行いました。
これを受け、ルオ・ジーンイーさんが研修生を代表し「日本のことをよく知らなかったが、日本の教育、社会現状などを勉強できました。研究したこと、学んだことを将来に役立てたいと思います」と流ちょうな日本語で留学生活を振り返り、日本でお世話になった先生への感謝の気持ちを述べました。
このプログラムは、１９８０年（昭和５５年）に創設された現職教員を対象にした国費留学生制度。３人は平成２８年１０月に来日後、専門分野の授業や日本語研修に加え、研究会や、学校現場での授業参観、日本文化を学ぶ交流イベントなどに積極的に参加しました。

（教育学部・留学生担当）