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2010年度がやっこ科学教室(第5~9回)を開催レポート

教育人間科学部では、平成17年度より保土ヶ谷区の委託事業として区内在住・在学の小中学生を対象に「がやっこ科学教室」を開催しています。
この事業は、身近なテーマについて取り上げ、実験や実習を通して、子どもたちも科学に対する興味・関心をさらに高めることを目的としています。今年度は、8月に4回、12月に5回の教室を開催し、多くの小中学生が参加してくれました。今回は、2010年12月に行った5回の教室の開催内容を紹介します。

実験台から音が聴こえるって、ホント!?
実験台から音が聴こえるって、ホント!?
第5回は、「ネオジム磁石でスピーカーを作ろう!~磁石と電流の不思議な関係~」と題して、12月11日に平島由美子准教授が担当しました。参加者は、小学生11名と保護者9名でした。
身近にある材料や100円ショップ商品を利用して簡単にスピーカーができることに参加者はびっくり。プラコップや紙コップだけでなく、実験台や自分の顔にあてても音が聞こえてきて、驚きの声があがっていました。全員がスピーカーを完成でき、ラジオ放送やリモコンの信号を聞いて楽しみました。最後に、磁石と電流に関する他の実験も紹介され、親子で実験を楽しんでいました。

マイ百葉箱、完成!
マイ百葉箱、完成!
第6・7回は「いろんな温度計~マイ百葉箱を作ろう!!~」と題して、12月11日と18日に筆保弘徳准教授が担当しました。小学4年生~6年生が計7名とその保護者が参加しました。
百葉箱は知っているけどその中には何が入っているかは知らないという子どもたちと、箱を初めて開けてみることから実習は始まりました。そして、乾球温度計と湿球温度計のこと、どうやって大気の気温と湿度を計っているかを学んだ後、2 個の牛乳パックなどを使ったマイ百葉箱を製作しました。身近にあるもので簡単に作れてしまう百葉箱にみんな感動。最後は、完成した自分だけの百葉箱を外に持って出て、気持ちの良い冬晴れのなか、気象観測を楽しみました。

あっちのケーキも気になるなあ
あっちのケーキも気になるなあ
第8・9 回は、「ふくらむ不思議~ケーキづくり~」と題して、12月23日に杉山久仁子教授が担当しました。午前と午後で2 回開催され、小学1~4年生がそれぞれ15名、13名ずつ参加しました。
まず、卵を一生懸命泡立ててスポンジケーキ生地を作り、ケーキ型に入れて温めておいたオーブンの中に投入。焼いている間に、材料を混ぜるだけでできる蒸しパンを作りました。次に、材料や作り方をふり返ったり、水にベーキングパウダーを入れて温めると、泡がどんどん出てくる様子を観察したりして、ふくらむ理由について考えました。最後に型からはみ出る位に上手にふくらんだスポンジケーキを1人1個ずつチョコレートクリームで飾り、大満足だったようです。

本年度、参加してくれた小中学生の皆さん、ありがとうございました。来年度も盛り沢山の内容で皆さんの参加をお待ちしています。

(担当:教育人間科学部)


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