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2011年度がやっこ科学教室(第5~7回)を開催レポート

写真1 もうすぐペン立て、完成!
写真1 もうすぐペン立て、完成!
 教育人間科学部では平成17年度より保土ヶ谷区の委託事業として区内在住・在学の小中学生を対象に「がやっこ科学教室」を開催しています。この事業は、身近なテーマについて取り上げ、実験や実習を通して、子どもたちが科学に対する興味・関心をさらに高めることを目的としています。今年度開催の7回のうち、12月に行った3回の開催内容を紹介します。
 第5回は、「簡単な木のものづくり〜木の楽器を作ろう!」と題し、2011年12月3日(土)13:30~16:00の日程で、小林大介准教授が担当しました。小学生9名とその保護者が参加しました。木球やビー玉を入れて廻すとカラコロときれいな音のする木の楽器にもなるペン立てを制作しました。ヒノキやチークなど8種類の木の色や重さを体感しながらこれらをどのように組み合わせるか子ども達がデザインしました。のこぎりでの切断、釘による接合を経て、個性あふれる世界に1つだけのペン立てを完成させることができました。家に帰ってからもたまにはペン立ての中身を出して、カラコロときれいな音色を響かせてほしいと思います。

写真2 手を洗ってからこするのがコツなんだって!
写真2 手を洗ってからこするのがコツなんだって!
 第6回は、「音の出る不思議〜身近な物で音を出そう!スピーカーを作ろう!」と題し、2011年12月10日(土)9:30〜12:00の日程で、平島由美子准教授が担当しました。参加者は、小学生10名と保護者7名でした。バネ電話、唸るボウル、グラスハープ演奏の実験を見ながら、音が出るときに何が起きているのか、どのような仕組みで音が出ているのかを考えていきました。ワイングラスに付けた鏡で反射したレーザー光が、グラスを擦ってきれいな音が出るとくるくると楕円を描くことに子ども達とお父さんお母さん達も驚いていました。身近にある材料や100円ショップの商品を利用して、声コプター・ストロー笛・スピーカーも作ってもらいました。全員が完成でき、親子で実験を楽しんでいました。また教員希望の理科専攻物理の学生が4名参加し、TAとして活躍しました。

写真3 みたらしだんご、いただきます!
写真3 みたらしだんご、いただきます!
 第7回は、「和菓子づくりに挑戦 ~だんご・だいふく」と題して、12月26日(月)10:00〜12:00に杉山久仁子教授が担当しました。小学4年生から中学2年生まで16名、保護者2名が参加しました。
 実習の前にだんご・だいふく・まんじゅうの写真を見ながら、それぞれの名前と主な材料について考えました。その後、小麦粉を使った皮で黒あんを包んで黒糖まんじゅうを、上新粉と白玉粉を混ぜて作った生地を串に刺してみたらしだんごを、白玉粉で作った皮で白あんをまとったいちごを包んでいちごだいふくを作りました。まんじゅうとだんごは蒸し器を、だいふくは電子レンジを使いました。包み方のコツを習って、意外と簡単に和菓子を作ることができることにびっくり。いちごの酸味とあんの甘味が絶妙でした。作り方のプリントを見ながら、是非家でも作ってみてほしいなあと思っています。

 本年度のがやっこ科学教室は、8月に4回、12月に3回の計7回開催し、保土ヶ谷区内の多くの小中学生の皆さんに参加していただきました。来年度も今年度と同様に科学教室の開催を予定しています。詳しくは、保土ヶ谷区の広報等をご覧ください。みなさんのご参加をお待ちしています。


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