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大学院工学府生が応用物理学会で「応用物理学会講演奨励賞」を受賞

受賞情報

賞状

 題目は「Crystallization of taurine by LLIP method in high magnetic fields」で、強磁場を利用して結晶成長を制御する方法を見出し、そのメカニズムについての知見を与えた。アミノ酸であるタウリンの結晶を液-液界面析出法によって強磁場中で作製した。10T均一磁場では体積が10倍に増大した針状結晶が磁力線に平行に配向して得られ、勾配磁場の減重力環境では高過飽和溶液から得られるタンク状結晶を得た。本磁場効果のメカニズムを界面エネルギー、磁気トルク、ローレンツ力、ファラデー力を考察して合理的に説明した。創薬分野でこれまで結晶化が困難であったタンパク等への応用が期待できる。

 本賞は講演数の 1%に対してしか与えられない賞であり、尾野藤さんの研究内容と英語によるプレゼンテーション能力が高く評価され、受賞に至りました。

(担当:工学研究院)


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