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大学院工学府生が米国機械学会(ASME)より「Student Paper Award」を受賞

受賞情報

賞状

 2016年 7月 17日~ 21日にバンクーバー(カナダ)にて開催された米国機械学会(ASME)主催の「ASME 2016 Pressure Vessels & Piping Conference」における学生論文コンテスト(学部・修士学生部門)において、大学院工学府 機能発現工学専攻 博士課程後期 1年の笛木隆太郎さん(指導教員:高橋宏治 教授)が第 3位となり、「Student Paper Award」に輝きました。

 この会議は、今年で 50回目の開催となる圧力容器や配管に関連する国際会議です。受賞対象となった論文題目は、「Fatigue limit improvement by needle-peening for stainless steel welded joint containing a crack-like defect」であり、笛木さんの修士論文の成果をまとめたものです。この論文では、溶接部に対して圧縮空気で振動する鋼製のニードルピンを打撃するニードルピーニング処理を行うことで、溶接部の疲労限度が向上するとともに、検査で検出されないき裂が存在していてもそれらを強度上無害化できることを、実験および解析の両面から明らかにしました。

 学生論文コンテストでは世界各国の学生から論文を募り、論文の内容から 8名のファイナリストが事前に選定されます。その後、英語口頭発表および質疑応答後の審査により順位が決定されます。今回の受賞は研究内容の有用性と笛木さんのプレゼンテーション能力が高く評価された結果であるといえます。

(担当:工学研究院)


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