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大学院工学府生が第26回日本MRS年次大会で「奨励賞」を受賞

教員・学生の受賞一覧

受賞情報

(上)田村柚子さんの賞状 (下)藤田礁さんの賞状

五十嵐光さんの賞状

 2016年 12月 19日~ 22日に、横浜にて開催された第26回日本MRS年次大会(旧称:日本MRS学術シンポジウム)において、大学院工学府の博士課程前期 2年 田村柚子さん(指導教員:松澤幸一 准教授)、博士課程前期 2年 藤田礁さん(指導教員:松澤幸一 准教授)、博士課程前期 1年 五十嵐光さん(指導教員:松澤幸一 准教授)の 3名が、第26回日本MRS年次大会 奨励賞に輝きました。

 40件の発表の中で 3件の受賞は論文内容とプレゼンテーション能力が高く評価された結果です。

 なお,この研究は本学のグリーン水素研究センター(太田健一郎 名誉教授(代表)、石原顕光 特任教員(教授))と共同で行い、得られた成果の一部です。ここに記して関係各位に感謝の意を表します。

論文題目:PEFC用脱白金カソード触媒のためのNbを添加したTiO2モデル電極の酸素還元活性評価

発表者:大学院工学府
博士課程前期 2年 田村柚子さん

固体高分子形燃料電池(Polymer Electrolyte Fuel Cells)の空気極触媒として、カーボンと貴金属を使用しない酸化物系酸素還元電極を作製し、モデル的に酸素還元活性を評価しました。その結果、酸化物のみを用いた電極の評価に成功し、酸化物触媒の酸素還元活性に影響する因子を明らかとしました。

論文題目:The effect on property of LixNi2-xO2/Ni anode with modification method for alkaline water electrolysis

発表者:大学院工学府
博士課程前期 2年 藤田礁さん

アルカリ水電解用の陽極として、従来材料の Ni板を酸化物で被覆した電極を作製し、再生可能エネルギー由来の変動した電力への耐久性と酸素発生活性を評価しました。その結果、酸化被膜厚さ及び結晶性を操作し、最適な Liドープ量で酸化被膜を形成することで従来材料の Niを超える触媒活性及び耐久性を実現しました。

論文題目:Synthesis of Titanium Conductive Oxides Support for PEFC Cathodes by Hydrogen Reduction

発表者:大学院工学府
博士課程前期 1年 五十嵐光さん

固体高分子形燃料電池(Polymer Electrolyte Fuel Cells)の空気極触媒として、カーボンと貴金属を使用しない酸化物系酸素還元電極のための導電性酸化チタン担体を作製し、表面積等の物性を評価しました。


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