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ROUTE および iROUTE を通して学んできた理工学部生の研究成果が学術論文誌に掲載決定

 理工学部で実施している学部学生が 1年生から研究に参加できる ROUTE ( Research Opportunities for UndergratuaTEs )、iROUTE ( international ROUTE ) を通して形状モデリングを学び、研究してきた機械工学EPの 4年生河﨑太郎さんが学術論文誌 Computer-Aided Design ( IF 2.44 ) に筆頭著者として投稿した論文が掲載可となりました。

 河﨑さんは 1年生の時から継続して ROUTE に参加して基礎を学び、3年生になってから前川研究室のシンガポール南洋工科大学(QS世界ランキング 11位、アジアランキング 1位)との共同研究に参加し、3年生の夏休みには iROUTE を利用して南洋工科大学で研究を行いました。4年生になってからこの研究成果を "An Image Processing Approach to Feature-Preserving B-Spline Surface Fairing" というタイトルで執筆し、2017年 9月に国際共著論文として投稿し、査読、校閲を経て先日掲載が決まりました。

研究概要

 レーザーでスキャンして得られる点群を曲面フィットすると、通常図(a)のように曲面上に意図しないシワが発生する。そこで、曲面の法線ベクトルの x,y,z成分の大きさに応じた RGB画像である法線マップ(b)を生成し、エッジをぼかさずにノイズを除去するバイラテラルフィルターを法線マップに適用することによって(c)のように滑らかにする。 処理された法線マップから曲面を再構築すると、(d)のようにシワがなく、エッジを保った曲面を生成することができる。

(担当:大学院工学研究院)


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