2011年1月13日に、情報セキュリティ対策の一環として、文部科学省大臣官房政策課の田中正幸 情報化推進室長を講師に招き、役員、部局長、評議員及び幹部事務職員を対象とした「情報セキュリティ講演会」を開催しました。

田中講師が、政府機関における情報セキュリティ対策、情報資産を脅かす「脅威」、教育関係機関における事件例、情報セキュリティ対策の考え方やその具体的な対策例についての説明をされ、「情報セキュリティとは、情報資産の3つの要素である、機密性、完全性、可用性を維持することであり、情報セキュリティ対策とは、脅威による3つの要素の喪失から情報資産を守ることである。そのためにも組織・体制の整備はもとより、ＰＤＣＡサイクルによるリスク評価・管理への取り組みが重要である」とのアドバイスをいただきました。

本学では、引き続き教職員・学生を対象に、1月25日に、独立行政法人情報処理推進機構の内山友弘セキュリティセンター研究員を招き「身近な脅威」について、さらに2月1日には、トレンドマイクロ株式会社から講師を招き「コンピュータウィルスの最新の動向と対策」についてのセミナーの開催を予定しています。