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新実習船の進水式行われる!

教育人間科学部附属理科教育実習施設の実習船「たちばな」(約5トン)は、昭和48年2月に建造されて以来37年間、学部の実習や研究に利用されて来ました。この間、延べ13,000人余が乗船し多大の成果を挙げてきましたが、老朽化のために3月31日(水)をもちまして廃船となりました。この旧「たちばな」に代わる実習・研究船として新「たちばな」が同日、進水しました。

進水式は「たちばな」が係留される神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴港の小澤造船にて挙行しました。 進水式には地元真鶴町の青木 健町長、牧丘 努教育長、青木常雄真鶴漁業協同組合長、青木勝海岩漁業協同組合長にご臨席いただき、地元真鶴町貴船神社の宮司によるお祓いの後、関係者数十人が見守る中、新「たちばな」は小野康男学部長のテープカットにより無事進水しました。

新「たちばな」はヤンマーの汎用漁船DF37BFをベースに実習・研究用に改造され、全長11.23m、全副2.93m 総トン数3.4トン、エンジンはヤンマー4のCX-GT(4.94ℓ, 260馬力)を搭載し、最大巡航速力20ノット、最大乗船人員は15名です。旧船より船体重量が大幅に軽減するとともに馬力がアップし、凌波性に優れた堅牢な船体構造と併せて非常に操作性の良い船となりました。さらに観測用ウィンチ(ケーブル長300m)とGPS魚探が装備され、今後、海洋実習と海洋の調査研究において大いに活躍が期待されます。


(教育人間科学部附属理科教育実習施設長 菊池知彦)









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