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本学の卒業生2名が「文化功労者」に選ばれました!

中西 準子氏
中西 準子氏
藤嶋 昭氏
藤嶋 昭氏
平成22年度の文化功労者に、本学の卒業生で環境情報研究院の元教授 中西 準子氏と、同じく卒業生で名誉博士の藤嶋 昭氏の2名が選ばれ、2010年11月4日に 都内のホテルで顕彰式が執り行われました。文化功労者は、わが国の文化の向上発展に関し、とくに功績顕著な方の中から選ばれることになっており、本年度は17名が選ばれています。

中西 準子氏は、昭和36年に本学の工学部を卒業し、東京大学で研究を重ねた後、平成7年より本学の環境科学研究センター、環境情報研究院で教授を務め、平成14年3月に退職。その後も、本学併任教授として活躍しました。「環境科学会論文賞」など数々の賞を受賞し、平成15年には「紫綬褒章」も授賞。環境問題、とくに環境リスク管理学の分野において『人の損失余命』と『生物種の絶滅確立』という人の健康と自然環境に対するリスク評価軸を提案・確立し、定量的リスク評価と環境リスクマネジメントの研究において、多大な業績をあげ、世界からも他に類を見ない新しい提案として評価されました。

藤嶋 昭氏は、昭和41年に本学の工学部を卒業、神奈川大学、東京大学での経験を重ね、現在は東京理科大学の学長を務めています。「日本学士院賞」など数々の賞を受賞し、「紫綬褒章」も授賞。藤嶋氏の専門は、光電気化学、機能材料化学で、酸化チタンに光照射を行うことで水が酸素と水素に分解する反応「光触媒」を発見、抗菌や空気清浄材料など実用展開への道を開きました。

本学の関係者2名が文化功労者に選ばれたことは大変喜ばしいことであり、各新聞などメディアでも大きく取り上げられています。

(担当:総務部人事・労務課)


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