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シンポジウム「東日本大震災から5年を経て」を開催しました

2016年3月29日に、本部棟第一会議室にて「東日本大震災から5年を経て」を開催しました。
このシンポジウムは、東日本大震災5周年の節目に、土木工学分野・建築学分野の専門家による研究発表の場として、主催されたものです。長谷部勇一学長の開会挨拶後、田才 晃教授(都市イノベーション研究院)の司会のなか、13名の先生(研究協力含む)による研究発表が行われました。それぞれの先生の専門分野による発表は、東日本大震災による被害・影響の大きさを改めて実感するとともに、YNUの最先端の研究と復興の取り組みについて周知するきっかけとなりました。
なお、今回のシンポジウムは本取組みに関心を持つ学生も参加し、熱心に研究発表を聞く姿も見られました。
意見交換の場では、各専門分野からの問題意識に基づき、今後の日本の復興における課題・対策などが積極的に討論され、盛況のうちに本シンポジウムは終了しました。
本学は、今回の研究発表を通して、土木工学分野・建築学分野の研究に発展的・積極的に取り組んでいきます。

当日のプログラムは以下のとおりです。

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第1部:土木工学分野の取り組み

(1)維持・管理の課題
東北地方太平洋沖地震による橋梁の被害と教訓(西尾 真由子准教授+藤野 陽三教授)

(2)地盤変形のインパクト/復旧への課題
地盤変形の実態と長引く課題(小長井 一男教授)
液状化発生時の浦安市における応急給水活動の評価(中村 文彦理事+田中 伸治准教授)

(3)地震・津波のインパクト/復興の課題
東日本大震災の津波調査とその後の復興(鈴木 崇之准教授+松行 美帆子准教授)
東北からの発信 -東日本大震災後の復興道路のコンクリート構造物の品質確保・耐久性確保の取組みー
(細田 暁准教授)

第2部:建築学分野の取り組み

(1)歴史的建造物の課題
東日本大震災における歴史的建造物保存・修復の取り組み-文化財ドクター派遣事業を中心に-
(大野 敏教授+守田 正志准教授)

(2)建築構造被害の課題
東日本大震災における鉄骨造文教施設の被害概要(松本 由香准教授)

(3)復興に向けたまちづくりの課題
震災後のまちづくりにおけるエネルギー利用(稲垣 景子特別研究教員)
東日本大震災における建築家による復興支援ネットワーク(アーキエイド)について
(小嶋 一浩教授+藤原 徹平准教授)

第3部:まとめ(杉本 訓祥准教授)
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熱心に講演発表を聞く参加者
熱心に講演発表を聞く参加者
開会挨拶をする長谷部勇一学長
開会挨拶をする長谷部勇一学長

(担当:総務部広報・渉外課)


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