平成23年6月18日（土）に本学職員が、山形大学と東北芸術工科大学の提携プロジェクト“Smile Trade 10%”の活動である、日帰りボランティアバス『スマイルエンジン山形』に参加し石巻の大街道地区でのボランティア作業に参加してきました。
（http://www.smiletrade10.com/engine/：『スマイルエンジン山形』ホームページ）
この活動、山形大学と東北芸術工科大学の提携プロジェクトとして実施されていますが、本学では昨年、山形大学職員の樋口浩朗さんを招き職員勉強会を開催したり、この4月より発足した大学院都市イノベーション学府の授業科目『都市マネジメント』において東北芸術工科大学の山下英一教授をゲストスピーカーとしてお招きするなど両大学との関係があることから、職員の参加が実現しました。

参加した、大学院都市イノベーション学府係片平剛係長によると「以前より交流のある大学での活動ということで、山形大学の樋口さんよりお誘いを受けて参加することにしました。被災地石巻は徐々に平常な状態に戻りつつも、震災後の被害が手つかずの状態になっている地区も見受けられまだまだ多くの人手を必要としていることを実感しました。作業は津波により市街地にたまったヘドロを取り除くというものでした。想像以上に体力を使う作業でしたが、45人で午前中だけ11トンのヘドロを回収することが出来ました。
ボランティア活動は全く初めての体験でしたが、山形大学エンロールメント・マネジメント部平尾清教授の指導のもと、多くの学生たちや一般市民の方々ととともに活動を行ってきました。改めて一般市民として、そして高等教育を職業として持つものとして大学間のネットワークと草の根の市民活動の重要さを認識しました。
今回は山形市からの活動参加となりましたが、今後東京発のバスもでるとのことですので機会があればまたお手伝いしたいと思います。」とのことでした。
今後も、大学間のネットワークを生かした活動が続けられればと願います。

理工学系大学院等事務部大学院都市イノベーション学府係

追加情報

「スマイルエンジン山形」東京発のボランティアツアーバスの運行が発表されました。詳細は山形大学学長定例記者会見配布資料平成23年 6月21日(火)分をご参照ください。

• 山形大学学長定例記者会見配布資料平成23年 6月21日(火)分 (9.58MB)

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