2010年5月20日(日)と6月6日(日) 留学生センターにて、公開講座「日本語でボランティア」を開催しました。講師は、留学生センターの吉田昌平教授と小田切由香子非常勤講師です。

同講座は、地域の日本語ボランティアと大学の連携のために毎年開催されており、今回は、日本語授業への参加（ビジターセッション）経験のあるボランティアの方々を対象に活発な報告、討論が行われました。日本語ビジターセッションは、本学においても「横浜国立大学市民ボランティア」と公開講座担当講師らが連携して年間を通して毎週実施しているものです。

講座では、講師らが担当するビジターセッションについて、留学生と参加ボランティアを対象に実施したアンケートの結果も発表され、さらに話し合いが行われました。

その結果、留学生から「日本語の練習に役立つ」「先生が教えられないことを教えてくれる」「大好き」「ボランティアがいるクラスが増えてもいい」という意見などがありました。さらに、ボランティアの方々が「開かれた大学を感じる良い制度だ」「採用される授業が増えると良い」と感じていることがわかり、ビジターセッションを活用する授業の拡充が望まれていることが再確認されました。