• お問い合わせ
  • アクセス
  • 検索
  • Language
  1. YNU
  2. Headlines
  3. 大学院環境情報学府の学生が学術写真賞優秀賞を受賞!

大学院環境情報学府の学生が学術写真賞優秀賞を受賞!

学院環境情報学府 博士課程前期2年 松永章弘さん(指導教員:多々見純一准教授)の撮影した顕微鏡写真が、日本セラミックス協会第34回「学術写真賞優秀賞」を受賞しました。

作品は、3月22日(月)~24日(水)に東京農工大学で行われた日本セラミックス協会2010年年会において実施されたセラミックスに関する顕微鏡写真展で、優秀賞として展示されました。
受賞対象となった作品は「圧電応答顕微鏡によるPMN-PT単結晶のイオン研磨面と機械研磨面のドメイン構造観察」で、科学研究費補助金若手研究(A)(研究代表者:多々見純一)の成果の一部です。圧電アクチュエーターなどに用いられるPMN-PT単結晶のアルミナスラリーによる機械的研磨面とArイオンビームによるイオン研磨面を、走査型プローブ顕微鏡の圧電応答顕微鏡モードを使用して観察したものです。材料の特性を理解する上でドメイン構造に関する知見は学術的に極めて重要であるが、本来有する圧電体や強誘電体のドメイン構造をミクロスケールで正確に得るために、Arイオンビームによるイオン研磨面の圧電応答顕微鏡観察が有効な手法であることを明らかにしました。セラミックスの顕微鏡写真に関する専門家による審査の結果、オリジナルな科学的知見を含んでいる高い学術的価値等が評価され、受賞に至りました。


ページの先頭へ