2015年3月19日、本学の先端科学高等研究院の藤野陽三上席特別教授と都市イノベーション研究院田才晃教授が率いる代表団が、中国広州の中山大学の工学院を訪問しました。当日は土曜日にも関わらず、中山大学の工学院副院長の詹杰民教授を始め、呂中栄教授、胡玲玲副教授、姚清河副教授と学院事務室の孟琳副主任の出迎えを受けました。代表団一行は、東キャンパスの工学院応用力学実験室を見学したのち、両大学の概要説明を行うとともに、参加者それぞれの研究成果のプレゼンなどを行いました。また、同分野に関する今後の協力の可能性について意見交換を行いました。双方はこのような研究に関する情報交換を定期的に行うと同時に、今後は学生交流も強化する必要性があるといった点で一致しました。また、今回の交流を通じて、中山大学の若手教員の研究レベルの高さに強い印象を受けました。

　

　中山大学は、1924年に創られた中国広東省にある、中国教育部所属の重点大学です。広州のメインキャンパスを始め、医学、歴史学、社会科学、法学、理学と工学など３つのキャンパスを持ち、学生総数は5万人（学部生3万3千人、大学院生1万8千人）を超える総合大学です。