2018年11月28日(水)、中村文彦理事（国際・地域・広報担当）・副学長、増田紋香国際戦略室国際企画係員が中国の山東大学青島キャンパスを訪問しました。

まず、一行はキャンパスツアーを行いました。青島キャンパスは2012年に建設が始まった新しいキャンパスです。2016年に第1段階の工事が完了し、現在、第2段階の工事が進んでいます。キャンパスツアーでは、青島キャンパスの完成予想のジオラマを見ながら現在の施設及び今後の工事の予定について聞いた後、図書館を見学しました。学生が自ら作業室や座席等を予約できるなど、自動化を進め、少ない職員によるオペレーションを可能にしており、非常に画期的な様子をうかがうことができました。

その後、譚保才青島キャンパス副校長・生命科学学院院長、宋春玲国際事務部副部長・青島キャンパス国際課副課長、高歌青島キャンパス国際課職員と懇談しました。まず、譚副校長が、国際みなとまち大学リーグ（PUL）に加盟できて光栄です、と述べられた後、山東大学青島キャンパスについて紹介していただきました。中村理事・副学長が山東大学のサマースクールに本学学生を参加させたいと述べたところ、従来の7月中旬～8月中旬から8月中の実施に変更できるとの提案があり、まずは両大学間で実施をした後、単位互換も視野に入れながら、PULメンバー校にも拡大することで合意しました。また、中村理事・副学長より、改めてPULに関する説明を行い、2019年度に山東大学青島キャンパスにて第13回PUL国際セミナーを開催するための実務的な議論が行われました。

その後、赵珊環境科学与工程学院教授を交えて会食が行われ、PUL国際セミナーの実施について話しながら、終始和やかな雰囲気の中で歓談が行われました。

今回の訪問により、本学と山東大学とのますますの交流の発展が期待されます。