• お問い合わせ
  • アクセス
  • 検索
  • Language
  1. YNU
  2. Headlines
  3. 中国より大連理工大学が表敬訪問

中国より大連理工大学が表敬訪問

調印の様子(左:宋副学長、右:長谷部学長)
調印の様子(左:宋副学長、右:長谷部学長)
集合写真
集合写真
2019年9月2日(月)、中国の大連理工大学より宋永臣 副学長(科学研究、産学連携担当)、康 旭東 技術研究開発院院長(機械系教授)、梅洪玉 科学技術研究院特許センター主任、郝涛 技術研究開発院知財・成果移転科科長および曲媛 国際協力交流処日本担当が本学を表敬訪問されました。本学からは、長谷部勇一 学長、梅澤修 工学研究院長・理工学府長、大谷英雄 環境情報研究院長・学府長、佐土原聡 都市イノベーション研究院長・学府長、眞田一志 理工学部長、川添裕 都市科学部長、田村直良 環境情報研究院教授、徐浩源 学長特任補佐・国際戦略推進機構教授、田名部元成 国際戦略推進機構企画推進部門長および仁田知樹 国際戦略室長が出迎えました。

表敬訪問では、長谷部学長より歓迎のご挨拶とともに5月上旬に催された大連理工大学開校70周年記念中日学生友好交流大会に本学学生とともに参加したことを振り返り、感謝の意を述べられました。記念式典の中で大連理工大学・郭学長が国際交流を深化することを提唱した「同窓友情」という言葉を引用し、お互いの理解を更に深めるために、今回、各研究院長・学部長が出席していることが述べられました。それを受け、宋副学長からはご挨拶とともに、記念式典に参列してくれたことへの感謝の意が述べられ、各教員の紹介がされました。

続く意見交換では、2009年に学術協定、2011年には学生交流の覚書を締結以来、ここ3年は100名以上の大連理工大学の学生が短期間のプログラムで本学を訪問し、一方、本学からの大連理工大学への派遣は10名前後にとどまっていることに触れ、宋副学長より、今後の交流において2つのお話がありました。一つ目は、これからは短期のみならず3か月以上の長期学生交流を希望しており、それに関連して大連理工大学にて新たに開始した日本人留学生のための奨学金スキームが紹介されました。二つ目はこれまで教員レベルの研究交流だったものを大学レベルの研究交流へと発展させていきたい点が説明され、そのためにはお互いの教員の専門分野・研究領域をよく知ることについて提案がなされました。

長谷部学長からは、学部レベルでは理工学部の機械系・材料系からの交換派遣の可能性や、英語で講義を行っている都市イノベーションおよび理工学府での大学院レベルでの受入の可能性について、今後具体的に詳細を相談していきたい旨が述べられました。また、ダブルディグリープログラムに関しては、本学が加盟しているT.I.M.E. Associationのフレームワークへの大連理工大学の加盟について相談を進めていきたいことが説明されました。また、世界的な研究を行っている先端科学高等研究院(IAS)について、8つの研究分野が紹介され、連携の可能性についても述べられました。
光島ラボ見学の様子
光島ラボ見学の様子
三宅ラボ見学の様子
三宅ラボ見学の様子
表敬訪問の後は、三宅淳巳 先端科学高等研究院教授および光島重徳 工学研究院教授の研究室にてラボ見学をしました。三宅研究室では、エネルギーシステムの安全に関するリサーチ内容について、光島研究室では水素エネルギー変換化学について、展示パネルや実験設備をみながら実際の研究内容について説明がされました。

今回の表敬では学生交流に関する学術協定調印式も行われ、今後「同窓友情」の考えに基づき、中長期的な学生の科目履修および授業参加や教員間のさらなる研究協力を通して友情を培い、国際理解と教育・研究連携が益々推進されていくことが期待されます。

(担当:国際戦略推進機構)


ページの先頭へ