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「若者に被爆体験を語り継ぐプロジェクト」実現に向けたクラウド・ファンディングのご協力のお願い

 広島、長崎の被爆者をニューヨークなどに招きアメリカ人の大学生、高校生ら3万人余りに、被爆体験を伝える活動を担ってきたアメリカ人平和活動家、キャサリン・サリバンさんを日本に招き、日本在住の被爆者をまじえて、「被爆体験の継承」のあり方を考える講演会やワークショップを開催します。被爆者の平均年齢は81歳に達し、毎年9000人以上の被爆者が亡くなり続けています。あと10年もすれば直接、被爆体験を聞ける機会がなくなってしまいます。そんな危機感からこの企画を立ち上げました。

 サリバンさんや被爆者の交通費、宿泊費、通訳費などに相当の費用がかかるため、目下、クラウド・ファンディング(インターネットを通じた募金活動)に挑戦しています。10月10日23:00の締め切りまで残り4日。目標金額まであと一息です。なんとしてもプロジェクトを成功させたく、ご支援や情報拡散などご協力を切にお願いいたします。
 イベントは来年1月、横浜国立大学と京都外国語大学でワークショップ。筑波大学東京キャンパスと京都外国語大学で講演会を予定しています。一般に無料公開とする予定です。
 プロジェクトの企画およびクラウド・ファンディングの詳細につきましては下記のウェブサイトをご覧ください。
「若者に被爆体験を語り継ぐ」プロジェクト

 戦後72年経った今も、アメリカ社会では「第2次世界大戦終結のため原爆投下は必要悪だった」との意識が根強いままです。サリバンさんは、特に次世代を担うアメリカの若者に「原爆の非人道性」を見つめてほしいと、被爆者の証言を直接聞かせる活動を8年以上も続けてきました。原爆を「投下した側」のアメリカ人の立場から、被爆体験は「人類の負の遺産」と訴え続けています。核兵器の保有、使用などを初めて法的に禁じる「核兵器禁止条約」が今年7月、国連本部で審議された際、サリバンさんは被爆者をエスコートして各国代表団へのロビー活動に奔走、条約採択に大きく貢献しました。そんなサリバンさんとともに、改めて被爆証言の意味を問い直してみませんか?
 

本プロジェクトに関する本学問い合わせ先

大学院都市イノベーション研究院 准教授 高橋弘司
E-Mail: htakahashi7591ynu.ac.jp
電話:045-339-3317

(担当:都市イノベーション学府)


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