連続公開シンポジウム「環境・防災と未来都市創生」【終了しました】
【講座A02】連続公開シンポジウム「環境・防災と未来都市創生」【終了しました】 受付終了
これからの大都市をどうデザインするか 科学的なアプローチと可視化
地球環境問題と災害は、都市で生活している人々の視点から見れば、ともに安全・安心な生活を脅かすリスクである。これらのリスクの高まりが深刻化する中で人口減少超高齢社会を迎えている今、しっかりとした科学的な知見に基づいた、リスクの小さい、また自然環境のポテンシャルを最大限に活かしたスマートな都市づくりのイノベーションが必須である。本シンポジウムでは、都市づくりを科学的に進めるための環境情報基盤となる最先端技術の動向を第一線の研究者に紹介いただき、政策立案に携わる自治体、および都市づくりに関わる研究者や都市デザイナーなどのユーザーが、その活用可能性、今後の期待について議論し、科学的なアプローチによる未来都市創生への道筋をつけたい。
1 . 主旨説明(プレゼンテーション):環境・防災と科学的なアプローチによるこれからの都市・地域づくり
佐土原聡(横浜国立大学)
2 . 科学的なアプローチと可視化(プレゼンテーション)
①シミュレーションモデルの役割と水熱物質循環の再現
登坂博行(東京大学)
②地圏:地下構造立体モデルと可視化
堀伸三郎(株式会社防災技術)
③水圏:陸水の循環モデルと可視化
西岡哲(株式会社地圏環境テクノロジー)
④気圏:気象モデルと可視化~地球シミュレータの地域への展開~
高橋桂子(海洋研究開発機構)
⑤ユーザーの立場から 地中熱利用への活用
笹田政克(NPO法人地中熱利用促進協会)
3 . パネルディスカッション:これからの大都市をどうデザインするか
信時正人(横浜市)/北山恒・野原卓・中村文彦・佐々木淳(以上、横浜国立大学)