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国際みなとまち大学リーグを通じた海洋・海事に関する国際交流プログラム

大学(国・地域) 上海交通大学(中国)、 大連理工大学(中国)、 釜慶大学校(韓国)、 仁川大学校(韓国)、 インド工科大学マドラス校(インド)、 ホーチミン市工科大学(ベトナム)、 ブリティッシュコロンビア大学(カナダ)、 サンパウロ大学(ブラジル)、 イスタンブール工科大学(トルコ)、 リスボン大学(ポルトガル)、 サザンプトン大学(英国)、 アレキサンドリア大学(エジプト)
実施部局 統合的海洋教育・研究センター

プログラム概要

このプログラムは、国際みなとまち大学リーグ(PUL)の国際ネットワークを実質化して海洋に関する国際的な教育活動を行うことを通じ、地球公共財として極めて重要な海洋を多面的視点でとらえ、持続可能な社会の実現に貢献できる人材を国際的に育てようとするプログラムです。同時に本学の海洋教育・研究センター(COSIE)についての国際的認知度を高め、実践的学術の中心としての横浜国立大学の国際的評価につなげようとするものであり、日本発のユニークな国際交流としての大きな意義を有しています。PULは、これまで加盟大学相互間(例えばサザンプトンとマドラス、横浜と上海)で活発に学生交流を行ってきたが、ネットワーク全体としての学生交流を実施するのは本プログラムが初めての例となります。このプログラムを呼び水としてPUL全体のネットワークを生かした国際教育事業を本格化させることを目標としています。

このプログラムの最大の特色は、海洋をテーマとする副専攻学位を授与しているCOSIEと横浜国大が中心となって設立したPULを組み合わせることにより、横浜国大が有する国際的リソースの有効活用を図っていることです。COSIEの授業は日本語で行われているので、英語に堪能な教員が多くいながら、それを国際的に活用する機会は多くない状況でした。また、PULは、当初から学生への教育を事業として掲げながら、どちらかというと研究者交流に力点が置かれてきたことは否めません。そこで、このプログラムによって両者の長所を組み合わせ、海洋をテーマとした国際学生交流を行おうとするものです。

これが契機となってPULのネットワークがその真価を発揮することが期待されます。また、このプログラムを通じて横浜国大のユニークな試みを対外的に発信することは大変意味のあることであり、サザンプトンを訪問する横浜国大の学生や世界各地から横浜に集まる学生に対する教育効果にも大きいといえます。

プログラムの内容

SS

平成24年8月27日~8月31日(16名)
(中国・上海交通大学 3名、韓国・釜山大学校 3名、韓国・仁川大学校 2名、ベトナム・ホーチミン市工科大学 3名、インド・チェンナイ大学 1名、英国・サザンプトン大学 4名)

SSプログラムでは、海センター関連教員による海洋管理の英語による講義、東京湾アクアライン、鹿島港、横浜港、横浜市港湾局等の視察を行った他、国土交通省港湾局で日本の海洋政策についての講義を受け、プログラムの終わりには全体とりまとめ討議を行いました。
参加者からは、日本の海洋・海事政策についての知見を深めるとともに、いろいろな意味で日本社会のよい側面を知ることができたと好評でした。


SV

平成25年2月21日~2月27日(9名)

SVプログラムでは、サザンプトン大学海洋・海事研究所(SMMI)による講義、研究室や実験場の見学(大型風洞、長水槽等)、国立海洋研究所、Tudor House、Sea-City Museum、国立大英海軍博物館視察を行いました。また、ロイズ船級協会での講義や、国際海事機関(IMO)を訪問した。IMOでは、本学の卒業生でありHead of Cargoes Section, Maritime Safety Divisionである山田浩之氏から、IMOの機能や役割についての講義を受けました。


プログラムの成果

国際みなとまち大学リーグ(PUL)の国際ネットワークを実質化して海洋に関する国際的な教育活動を行うことを掲げたが、ネットワーク全体としての学生交流を実施するのは本プログラムが初めての例となり大変有意義でした。

SSのカリキュラムの実施はCOSIEの教職員が担当し、16名の受け入れ学生に英語で「海洋・海事フィールドワーク」の授業を実施し、海洋関連の最先端の行政・研究機関での研修を実施した。SVカリキュラムはサザンプトン大学が実施し9名の学生に同様のプログラムを実施しました。

学生は、このプログラムに参加することにより、海洋の重要性を理解するとともに、港湾都市には独自の歴史や文化があることを実地に体験することができました。また、最先端の統合的海洋教育を通じて、海洋に関する学際的・分野横断的知識を身につけることができました。これは横浜に来る学生がCOSIEで体験しただけでなく、サザンプトンに派遣した学生は、サザンプトン大学に新設されたMarine and Maritime Instituteでの見聞を通じて、自然科学・人文科学・社会科学を包摂した総合的アプローチによる学習を経験しました。

日中および日韓の間では緊張感が走る時期であり、SSに参加した学生の感想や報告では「日本に出発する際心配していましたが、このプログラムに参加することにより日本に対するイメージが大きく変わった」、「機会があれば日本をまた訪れたい」との意見が寄せられました。また一部の学生は長期の留学について問い合わせており、自分の専門に近い教員と打ち合わせを行うなど、長期留学に向けた積極的な様子が見受けられました。

本プログラムに携わった教員は事業終了後に横浜とサザンプトンのそれぞれの経験をPULを通じて共有したことにより、このプログラムが海洋教育の国際的な水準の向上に資することとなりました。これを通じてPULの活動が一層活性化され、コンソーシアムを構成する大学の間でより多くの学生の交流につながったと共に、コンソーシアム全体としての新たな留学生交流の取り組みを検討するに至りました。

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