横浜国立大学／トピックス

本学の教員等が様々な賞を受賞しました！

大学院工学府の学生が優秀論文発表賞を受賞

大学院工学府博士課程後期1年の坂田晃一さんと仁科裕章さん（指導教員：藤本博志准教授）が、平成20年度電気学会優秀論文発表賞を受賞し、3月26日(木)に表彰されました。

この発表論文は既に、平成20年12月25日(木)に電気学会産業計測制御技術委員会にて、平成20年度電気学会産業計測制御技術委員会優秀論文発表賞を受賞しており、この度併せての受賞となりました。

受賞対象となった坂田さんの研究発表は、平成20年3月の電気学会産業計測制御研究会で発表した「ステージ駆動力と表面形状を用いたスキャンステージのオートフォーカス/レベリング制御の実験的検証」、仁科さんの研究発表は、平成20年9月の電気学会産業計測制御研究会で発表した「RPTCを用いたディスクリートトラックメディアのための磁気ディスク装置におけるRRO補償」です。

	この賞は、発表する論文の新規性、独創性および有用性が論理的に展開されているかが厳しく評価されるものであり、産業計測制御の発展に貢献する研究として高く評価されました。

(工学府)

大学院環境情報学府の学生が日本水環境学会年会で受賞
	3月16日(月)～18日(水)に、山口大学で行われた第43回日本水環境学会年会において、この春に大学院環境情報学府博士課程前期を修了した山崎甲太郎さん（指導教員：環境情報研究院亀屋隆志准教授）が「年会優秀発表賞」を受賞しました。受賞対象となった研究は、「下水流入水の生物処理や化学処理における三種生態毒性の変化」で、本学のグローバルCOE「アジア視点の国際生態リスクマネジメント」に貢献する成果の一部でもあります。専門家レビューによる第一次選考の書類審査を通過した後、発表ポスターやプレゼンテーション力の評価および専門的な内容討議といった難関の第二次選考を見事パスして受賞に至りました。山崎さんは全学大学院生向けの副専攻プログラム「高度リスクマネジメント技術者育成ユニット」の修了生でもあり、今後この分野での活躍が大いに期待されます。
(環境情報学府)

工学部の学生が優秀ポスター発表賞を受賞
3月7日(土)、関東高分子若手研究会 2008 年度論文発表会が東京農工大学で開催されました。そこで工学部物質工学科 4 年の山本慎太郎さん (指導教員: 生方俊助教、横山泰教授) が「優秀ポスター発表賞」を受賞し表彰されました。発表題目は「ベンゾフェノンを添加したポリスチレン薄膜の光誘起表面レリーフ形成」です。同会は高分子を学ぶ学部学生がポスター発表を行い、参加者全員の方の投票によってポスター賞が選ばれます。
(工学部)

大学院環境情報学府の学生が優秀口頭発表賞を受賞
	3月5日(木)～7日(土)に、福岡県北九州市で開催された第4回日本LCA学会研究発表会において、大学院環境情報学府環境生命学専攻博士課程前期1年の成田明沙美さん（指導教員：松本真哉准教授）が、「優秀口頭発表賞」を受賞しました。この「優秀口頭発表賞」は審査にエントリーした学生会員の中から、プレゼン内容や資料などに対する総合的な審査を得て、優秀であると認められた上位2件に対して授与されます。受賞対象となった研究題目は「携帯電話を題材とした環境教育モデルの開発―実践と手法―」です。発表は、今回の発表会の特別セッションの中で行われました。成田さんの発表した環境教育モデルは高校生を対象としており、携帯電話に関連する科学技術やそのライフサイクルを学ぶことを通して、日常生活と環境問題のつながりを認識することを目標としています。本発表会ではモデルの新規性とその実践結果が高く評価され、受賞に至りました。

(環境情報学府)

工学研究院の髙橋宏治准教授が優秀研究発表賞を受賞

工学研究院の髙橋宏治准教授が、3月3日（火）に開催された日本材料学会疲労部門委員会において、第２９回疲労シンポジウム「優秀研究発表賞（技術分野）」を受賞しました。

受賞対象となった研究発表論文のタイトルは、「き裂状表面欠陥を有する鋼のショットピーニングによる疲労限度向上と表面欠陥の無害化」です。近年、省エネルギーや環境問題の観点から、自動車部品等で使用される鋼の高強度化が求められています。髙橋准教授らは、ショットピーニングという表面処理技術によって、き裂状の表面欠陥を無害化できるということを、実験および理論により解明しました。

この成果は、鋼の信頼性を大幅に向上させるとともに、希少金属の使用低減にも寄与すると期待され、独創性と発展性が評価されました。

(工学研究院)

大学院工学府の学生が国際会議でベストポスター賞を受賞
	2月5日(木)～7日(土)に自然科学研究機構・岡崎コンファレンスセンターで、日本ナノメデシン交流協会主催の第2回ナノメディシン国際シンポジウムが開催されました。本会議において、大学院工学府電気電子ネットワークコース博士課程後期1年の木村(旧姓磯野)俊成さん(指導教員：荻野俊郎教授)が、ベストポスター賞を受賞しました。発表論文は、「表面工学による固体支持脂質二重膜とサファイア表面の界面形成」です。これは、人工的な細胞膜を固体表面に形成するときの界面設計に関するものであり、自己組織化される表面ナノ構造の導入という斬新なアイデアが評価されたものです。
(工学府)

＊その他の受賞については、「教員・学生などの受賞」をご覧ください。