本学の教員等が様々な賞を受賞しました!



大学院環境情報学府の学生が学術写真賞優秀賞を受賞

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大学院環境情報学府 博士課程後期3年 田崎智子さん(指導教員:多々見純一准教授)の撮影した顕微鏡写真が、日本セラミックス協会第34回「学術写真賞優秀賞」を受賞しました。

作品は、3月16日(月)〜18日(水)に東京理科大学で行われた日本セラミックス協会2009年年会において実施されたセラミックスに関する顕微鏡写真展で、優秀賞として展示されました。

受賞対象となった作品は「走査型非線形誘電率顕微鏡によるc軸配向Bi2O3添加ZnOセラミックスの局所的電気特性評価」で、(独)産業技術総合研究所と本学との共同研究の成果です。

賞状1強磁場によりc軸配向させたBi2O3添加ZnOセラミックスを、走査型プローブ顕微鏡の走査型非線形誘電率顕微鏡(Scanning Nonlinear Dielectric Microscopy, SNDM)モードを使用して観察したもので、マクロな電気的特性の異方性をSNDM観察による粒界空乏層の厚さの差違で説明することができました。

セラミックスの顕微鏡写真に関する専門家による審査の結果、オリジナルな科学的知見を含んでいる高い学術的価値等が評価され、受賞に至りました。




(環境情報学府)

環境情報研究院 森章特任助教が日本生態学会宮地賞を受賞

3月20日(金)、環境情報研究院 森章特任助教が「日本生態学会宮地賞」を受賞しました。

受賞研究は、国内外の様々な地域の高標高域に位置する森林生態系において、様々な時空間スケールで起こる自然撹乱を扱ったもので、自然撹乱の時空間的な非平衡性が、生態系の機能や動態にどのように関わるかを扱っており、今後の生態系管理において重要な知見を提供したものです。

なお、本受賞内容は、森特任助教が現在行っているグローバルCOEプログラム「アジア視点の国際生態リスクマネジメント」にも大きく貢献しています。

賞状2
  写真2     写真3 
(環境情報研究院)

工学部の学生がフロンテア賞を受賞

賞状3

平成21年3月21日(火)に、愛媛で開催された電子情報通信学会、コンカレント工学研究専門委員会、CSTソリューションコンペティション2008 表彰式にて、工学部 電子情報工学科4年 根岸弘樹さん(現在 大学院工学研究院修士1年)(指導教員:濱上知樹教授)が、「フロンテア賞」を受賞しました。

同コンペティションでは、企業から与えられたテーマに基づく工学的に重要な課題に対し、全国の学生が独自のソリューションを提案し、プログラムの性能とプレゼンテーションを競い合います。

受賞した提案のソリューション「社会的群知能構造に基づくマルチカーエレベータ制御」は、エレベータシステムに社会的な群知能を創発させる構造をもうけ、さらにそれぞれのエレベータ制御を最適化する新しい進化的手法を提案しています。独創的なアイデアと将来性が評価され、「フロンティア賞」が贈られました。
(工学部)

大学院工学府の学生が学生論文賞を受賞

3月23日(月)に、大学院工学府 物理情報工学専攻 電気電子ネットワークコース博士課程後期2年 棚橋誠さん(指導教員:落合秀樹准教授)が、電気通信普及財団より「テレコムシステム技術学生賞」を受賞しました。

この賞は、通信工学の分野において、主著者が大学院博士課程前期(修士課程)の間に発表された優れた研究論文に対して贈られるものです。

棚橋さんが博士課程前期在籍時に執筆した研究論文が、通信システム分野における最難関の国際会議であるIEEE ICC (International Conference on Communications)およびIEEE GLOBECOM (Global Communications Conference)に4期連続で採択された業績が高く評価されました。

賞状4
(工学府)
*その他の受賞については、 「教員・学生などの受賞」 をご覧ください。