本学の教員等が様々な賞を受賞しました!


大学院工学府の学生が最優秀ポスター賞 および ベストインプレッション賞 を受賞

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6月18日(木)、川崎市産業振興会館にて開催された日本ばね学会 2009年度春季ばね及び復元力応用講演会 ポスターセッションにおいて、大学院工学府 博士課程前期1年 伊藤大貴さん(指導教員:高橋宏治准教授)が、「最優秀ポスター賞」および「ベストインプレッション賞」をダブル受賞しました。

受賞対象となった研究は、本学で提案されたショットピーニングによる鋼の表面欠陥無害化という新しい概念に基づいて、ショット粒径の変化による無害化可能な最大表面欠陥寸法の定量的評価に成功したものです。

この研究成果を応用することにより、機械構造部材の信頼性を低コストで大幅に向上させることが可能となります。

この発表において、研究の新規性、有用性が高く評価され、「最優秀ポスター賞」が贈られました。また講演参加者の投票により最も多くの支持を得たことから、「ベストインプレッション賞」が贈られました。

(工学府)
大学院工学府の学生が若手優秀講演フェロー賞を受賞


大学院工学府 システム統合工学専攻 機械システム工学コース 博士課程前期2年の岩崎友貴さん(指導教員:佐藤恭一准教授)が、平成20年12月1日(月)に「日本機械学会 若手優秀講演フェロー賞」を受賞し、6月25日(木)〜26日(金)に韓国・済州島で開催された第3回日韓機素潤滑設計生産国際会議において表彰式が行われました。

本賞は、前年の機械要素、潤滑、設計分野の研究発表講演の中から選考され、研究内容が有益で発表態度に優れた若手研究者に贈られる賞で、選考翌年の日本機械学会機素潤滑設計部門講演会で表彰式が行われます。今回は、日・韓機械学会共催の国際会議が部門講演会を兼ねたため韓国・済州島で開催されました。

受賞論文は、昨年の日本機械学会2008年度年次大会において研究発表した「回転・直動2自由度モータ用回転角度・直動位置同時検出センサの開発」です。

賞状4
(工学府)
大学院工学府の学生がJPSJ注目論文賞(JPSJ Papers of Editors’Choice)を受賞

賞状5

7月10日(金)、大学院工学府 博士課程前期2年の眞田直幸さん、工学研究院の綿貫竜太 特別研究教員と鈴木和也 教授らの研究グループの論文が、「JPSJ注目論文賞(JPSJ Papers of Editors’Choice)」を受賞しました。また、本研究成果の内容が日経産業新聞と科学新聞で紹介されました。

受賞対象の論文は、日本物理学会の欧文誌であるJournal of the Physical Society of Japan(JPSJ)誌の7月号(No.7)に掲載の「Successive Magnetic Orderings of Rectangular Components Caused by Conservation of Paraquadrupolar State in Magnetically Ordered Phase in TbCoGa5」です。

希土類原子中の4f電子は、スピン(磁気モーメント)の自由度に加えて、軌道(電荷分布が球対称からずれた四極子を伴う)自由度を伴い、隣接するスピン間、あるいは軌道(四極子)間に働く相互作用のため、希土類化合物は様々な物性を示します。

今回、希土類化合物TbCoGa5において、スピン間相互作用と軌道間相互作用との異種相互作用間の競合に由来すると考えられる、二段階の磁気相転移現象を見出しました。この新しいタイプの競合メカニズムは、希土類化合物の多様な物性探索に向けた今後の研究の指針になるものと期待されます。

(工学府)
大学院環境情報学府の学生が経済産業省経済産業政策局長賞を受賞


大学院環境情報学府 博士課程後期3年生 大熊省三さん(指導教員:三井逸友教授)が、平成20年8月28日(木)に「第60回全国能率大会論文発表大会」で論文発表を行ない「優秀論文」を受賞した論文が、この度、さらに「表彰論文」に選出され、「経済産業省経済産業政策局長賞」を受賞、7月14日(火)に表彰されました。

受賞となった論文は、「地域商業(商店街)活性化事業における実証研究−活性化事業推進のための組織形成−」です。

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授与日の午後に講義「企業間関係論」を
行った先の学生たちと

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(環境情報学府)
*その他の受賞については、 「教員・学生などの受賞」 をご覧ください。