姉妹大学間国際機械工学シンポジウム 「JSSUME2006」が開催されました
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 8月25日(金)から 27日(日)に,韓国済州島にて姉妹大学間国際機械工学シンポジウム「JSSUME2006」が開催されました。
 この国際会議は,姉妹校同士で交流を深めるとともに機械工学全般について議論することを目的としたもので,嶺南大学校(韓国),静岡大学,長崎大学,本学が中心となって開催してきましたが,今年で9回目となる今回は,嶺南大学校がホスト校となって三日間の開催期間内に総勢100名以上の参加者を得て盛大に開催しました。本学からは,三浦憲司生産工学科長をはじめとして教員8名,学生15名の計23名が参加しました。
 25日の夕方には歓迎パーティーがあり,再会を懐かしむ教員同士の会話や新規の姉妹大学間の教員・学生同士の交流などを活発に行いました。
 26日には開会の挨拶後,今回は機械工学に関する教育セッションが特別セッションとして設けられ,各大学より機械工学教育プログラムについての講演が行われました。本学からは,三浦学科長よりJABEE(日本技術者教育認定機構)への取り組みに関しての紹介がありました。特別講演を皮切りに,各テーマ別に3部屋に分かれて3つの基調講演とポスターセッションを含む12のセッションが行われました。前回より設置された学生優秀講演賞については,各大学より選出された審査委員のもと,各講演室で多くの学生が緊張しながらも英語で発表を行いました。
images  26日夕方に開催した懇親会では,各大学からの挨拶を皮切りに美しい夕日をバックにしてなごやかな雰囲気で行われました。懇親会の中で,プレナリー教育セッションで講演された三浦学科長をはじめとする各大学の先生方には賞状と盾が授与されました。また,学生優秀講演賞の発表があり,本学からは西原洋平さん(博士課程前期1年・三浦憲司研究室),渡邊壮太さん(博士課程前期1年・安藤柱研究室),塚田啓介さん(博士課程前期2年・森下信研究室),十市祥教さん(博士課程後期2年・高田一研究室)の4名が受賞しました。
   次回は2008年に静岡大学にて開催されることになり,今後より一層の交流を深めることを各大学間で確認しあい,盛会にて終了しました。

(工学研究院,環境情報研究院)