本学の教員等が様々な賞を受賞しました!

環境情報学府博士課程前期1年 土屋友寛さんが 「学生奨励賞」を受賞!

   7月2日(月)から4日(水)の日程で情報処理学会データベースシステム研究会,電子情報通信学会データ工学研究専門委員会,および日本データベース学会主催の夏のデータベースワークショップ2007が仙台市の秋保温泉にて開催され,大学院環境情報学府博士課程前期1年の土屋友寛さん(指導教員:有澤博教授)が「学生奨励賞」を受賞しました。
発表のタイトルは「レンジイメージを用いた空間内の時系列人物認識とモデル化」で,レーザレンジファインダから得られる距離画像を解析し,複数人物の3次元位置・大きさを時系列で算出し,起立・挙手等の特定動作の検出や,人物の自動追尾・拡大撮影を行い,動作データを映像と共に蓄積するシステムの研究です。監視カメラや遠隔講義などの分野での応用が期待されます。

(環境情報学府)

安心・安全の科学研究教育センター 小林英男教授が安全功労者として内閣総理大臣表彰!

 安心・安全の科学研究教育センターの小林英男特任教員(教授)が,7月2日(月)に首相官邸において,安全功労者として内閣総理大臣より表彰されました。
 これは,経済産業省の総合資源エネルギー調査会をはじめ,国や自治体等の多数の委員を務められ,我が国の高圧ガス保安、原子力安全などについて中心的な役割を果たすとともに,関連分野において多数の有能な人材を育成・指導されるなど,我が国の産業安全に大きく貢献されたことが高く評価され,表彰されたものです。

(安心・安全の科学研究教育センター)

環境情報学府博士課程前期2年の鎌田卓磨さんと博士課程後期1年逆瀬川大佐さんが
「日本接着学会第45回年次大会ベストポスター賞」を受賞!

 2007年6月28日(木)から29日(金)に,東京大学弥生講堂にて,日本接着学会第45回年次大会が開催され,大学院環境情報学府マテリアルシステムコース博士課程前期2年の鎌田卓磨さんと博士課程後期1年逆瀬川大佐さん(指導教員:鈴木淳史教授)が,「日本接着学会第45回年次大会ベストポスター賞」を受賞しました。研究題目は「ハイドロゲル表面の特異な構造を利用した新しい粘着方法の開発」です。
 ハイドロゲル表面の物理・化学的特性と外部環境変化への応答特性を利用して,ゲル/ゲル間の新しい粘着方法を提案しました。この方法を利用して,ハイドロゲルの微視的な表面網目構造と粘着・接着特性を自由に制御することが可能になれば,環境調和技術として,従来の一般産業分野や医学・生物学,農業分野などに役立つものと期待され,その新規性,有用性が高く評価されました。

(環境情報学府)

工学府修了生 溝辺優太さんが日本機械学会フェロー賞を受賞!

 大学院工学府博士課程前期(指導教員:安藤 柱 教授,高橋 宏治 准教授)を今年3月に修了した溝辺 優太さん(現住友金属工業梶jは,昨年の11月に千葉大学において開催された日本機械学会第14回機械材料・材料加工技術講演会において,「Si3N4/SiC複合セラミックスのき裂治癒挙動に及ぼす負荷応力の影響(その場観察による評価)」という題目で講演を行い,日本機械学会フェロー賞を受賞しました。本講演会では溝辺さんを含む2名が受賞しました。
 本学で開発されたセラミックスは,使用環境を想定した高温域の過酷な引張応力下において,き裂を自己治癒できることを,溝辺さんらが直接観察により明らかにしたものです。
 日本機械学会フェロー賞は,大学院学生および企業若手研究者の意識高揚のため,フェロー寄付金により設立され2004年3月より贈賞をしています。規定により,学会講演会において優れた講演を行った日本機械学会の学生員および准員に対して「フェロー賞(若手優秀講演)」として顕彰することによって若者に自信と誇りを与え,学会が若手の専門家育成を支援し,もって科学技術創造立国のための人材育成に貢献することを目的としています。
(工学研究院・工学府)