工学研究院の准教授らが「文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)」を受賞しました!

工学研究院の向井剛輝准教授が受賞!!

  工学研究院の向井剛輝准教授が、「光通信用量子ドットレーザの研究」に関する業績で、平成20年度科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)を受賞しました。
 今回の受賞は、筆頭者としての受賞です。共同研究者の菅原氏、中田氏(共に富士通研)等と共に、4月15日(火)に虎ノ門パストラルにおいて行われた表彰式で、渡海紀三朗文部科学大臣より表彰状を授与されました。向井准教授等は、大容量光通信を個人が利用できる社会を実現するためのキーデバイスと考えられている量子ドットレーザを、量子ドットの製造方法からデバイス化までのあらゆる困難を克服することで、世界に先駆けて実用化段階に至らしめた業績が評価されました。

向井剛輝准教授の写真科学技術週間特別行事の一環として表彰式が行われました
向井剛輝准教授

科学技術週間特別行事の一環
  として表彰式が行われました

向井剛輝准教授の表彰状
(工学研究院)

工学研究院の津嶋晴准教授が受賞!!

 工学研究院の津嶋晴准教授が、東北大学 犬竹正明名誉教授、同大学 安藤晃准教授,静岡大学 天岸祥光名誉教授、筑波大学 市村眞准教授らとの共同で、平成20年度科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞(研究部門)を受賞しました。
 今回の受賞は、「アルヴェン波動 現象の物理的解明と工学的応用の研究」に関する業績で20年以上に亘る共同研究が評価されました。

*アルヴェン波・・・1970年のノーベル物理学賞を受賞したスウェーデンのH. Alfvenにより理論的に予言された波動であり、宇宙・天体プラズマや核融合プラズマ中の多彩な電磁流体現象に深く関与していると予想される基本的な波動

津嶋晴准教授の写真

左から、市村准教授、津嶋准教授、
天岸名誉教授、犬竹名誉教授、安藤准教授

津嶋晴准教授の表彰状
(工学研究院)
 
 

 


本表彰は文部科学省によって運営されており、我が国の科学技術の発展等に寄与する顕著で独創的な研究開発を行った者を対象として、毎年表彰を行うものです。(http://211.120.54.153/b_menu/houdou/20/03/08030609/003.htm