本学の教員等が様々な賞を受賞しました!

工学府の学生が続々受賞


大学院工学府社会空間システム学専攻建築学コースPEDプログラム(建築都市スクールY-GSA)の学生が11月に下記の賞を受賞しました。その他にも多くの賞を受賞しています。

平成20年度
Y-GSA学生
受賞歴
(11/18現在)

コンペ名: シェルター学生設計競技
受賞名: 選外佳作
タイトル: 「木の吸気塔は都市にひろがる」
受賞者: 遠藤貴昭(M2)
      川田真理絵(東京理科大学)
コンペ名: JIA全国学生卒業設計コンクール
受賞名: 金賞
タイトル: 「立ち上がる森」
受賞者: 池谷夏菜子(M1)
コンペ名: 第35回日新工業建築設計競技
受賞名: 佳作
タイトル: 「風と繋がる塔」
受賞者: 田邊都(M1)
コンペ名: 第2回長谷工住まいのデザインコンペティション
受賞名: 佳作
タイトル: 「table family」
受賞者: 福井啓介(M1)・島田宇啓(M2)
*指導教員:Y-GSA
(工学府)

環境情報学府の学生と環境情報研究院 森辰則教授が優秀賞を受賞



大学院環境情報学府博士課程後期3年の石下円香さんと同前期修了(平成20年3月)の佐藤充さんと指導教員の環境情報研究院 森辰則教授が、11月29日(土)に、東京で開催された情報社会学会・ヤフー(株)共催「知識共有コミュニティワークショップ」で優れた研究論文発表1件に授与される「優秀賞」を受賞しました。

 受賞論文のタイトルは「任意の型の記述的回答が可能な日本語Web質問応答システム」です。

Web上の文書を事典のように利用して利用者からの質問に答えるシステムに関する研究で、大量の質問応答事例から質問の種類に応じた「答の書かれ方」に関する情報を取得し、利用することにより任意の種類の質問に答えられることを示した手法の独創性、有効性が高く評価されました。


(環境情報学府)

環境情報学府の学生が優秀賞を受賞



11月22日(土)〜24日(月)に、東京都大田区で開催された日本経営診断学会第41回全国大会において、大学院環境情報学府環境イノベーション・マネジメント専攻博士課程後期3年の久保田典男さん(指導教員:三井逸友教授)が「優秀賞」を受賞しました。

この優秀賞は、研究発表された大学院生の論文の中から、院生発表論文審査委員会の審査を経て優秀であると認められたものに対して授与されます。

受賞対象となった論文は「事業承継を契機とした経営革新〜非親族承継における所有と経営の分離についての研究〜」です。
中小企業の事業承継という関心の高いテーマを取り上げ、独自の視点から今後の中小企業の事業承継の円滑化に資する提言を行った研究として高く評価されました。

久保田さんは中小企業診断士の資格保有者でもあり、今後学術的な理論と、現場での具体的な経営診断とを融合させた更なる研究の発展が期待されます。
(環境情報学府)
工学府の学生が2つの賞を受賞

11月14日(金)、京都タワーホテルにて日本ばね学会「2008年度秋季ばね及び復元力応用講演会」ポスターセッションが開催されました。

そこで、大学院工学府博士課程前期1年の西尾嘉唯さんが、今年工学府博士課程前期を修了した木村芳貴さん(現在:三菱重工)および指導教員の工学研究院 安藤柱教授と高橋宏治准教授と共に、「最優秀ポスター賞」と「ベストインプレッション賞」をダブル受賞しました。

この研究は、本学で提案された自己き裂治癒とショットピーニングを併用することにより、セラミックスの高強度化と信頼性向上に成功したものです。
この発表において、研究の新規性および有用性が高く評価され「最優秀ポスター賞」が贈られました。また、講演参加者の投票により最も多くの支持を得たことから「ベストインプレッション賞」も贈られました。
(工学府)

工学府の学生が日本ばね学会論文賞を受賞



11月14日(金)に京都タワーホテルにおいて開催された日本ばね学会秋季定例行事「ばね及び復元力応用講演会」において、2008年度日本ばね学会表彰が行われ、大学院工学府博士課程後期3年の高橋文雄さん(日本発条株式会社)が、指導教員の安藤柱教授とともに、同学会論文賞を受賞しました。

この賞は、日本ばね学会のばね論文集(第53号)に掲載された「ショットピーニング処理後に人工ピットを導入したばね鋼の疲労特性」と題する論文が、ばねに関する学問・技術の進歩に貢献するとして高く評価されたものです。

近年、自動車用サスペンションでは腐食疲労強度の向上が課題となっております。高橋さんらは、ショットピーニングによって表面欠陥が無害化されることを理論的に解明し、圧縮残留応力を導入することにより腐食疲労強度を向上させる技術を提案しました。
この成果は、ばね製品の信頼性を大幅に向上させるとともに希少金属の使用低減にも寄与すると期待され、独創的であり、ばねに関する学術的な寄与が高い点が評価されました。

高橋さんの受賞は、昨年授与されたばね学会技術賞に続いて2回目の快挙となりました。
(工学府)

工学研究院 柴山知也教授がCEJ Award を受賞

 工学研究院 柴山知也教授が、11月12日(水)に開催された土木学会海岸工学講演会開会式において、「CEJ  Award」を受賞しました。

この受賞は、Dr. Miguel Esteban(元本学博士課程留学生、現・国際連合大学高等研究所博士研究員)、高木泰士博士(元本学特別研究教員、現・五洋建設(株)勤務)との連名です。

この賞は平成19年に刊行されたCoastal Engineering Journal(CEJ)Vol. 49(刊行:World Scientific、発行:年間4号)に登載された原著論文のうちの最優秀論文1編に授与されるものです。

受賞対象の論文は「Improvement in Calculation of Resistance Force on Caisson Sliding Due to Tilting 」(Vol. 49, No. 4、pp. 417-441所載)です。

海岸に設置されたケーソン型の防波堤が、台風時などに大きな波の作用で移動する際の移動量の算定方法を開発し、防波堤設計方法の改良について述べたものです。

なお、CEJは、今年、発刊以来50年を迎える名門論文誌で、世界の海岸工学において大きな影響力を持っています。
(工学研究院)

工学部の学生が[住宅課題賞]優秀賞1等を受賞

工学部建設学科建築学コース4年の山内祥吾さんの作品『○○のない家』が、第8回[住宅課題賞]((社)東京建築士会主催)の優秀賞1等を受賞しました。

[住宅課題賞]は、東京圏に位置する大学の建築系学科等で行われている設計製図授業の中から、各校1作品ずつ推薦された住宅課題における優秀作品を一同に集めた展示会です。(参加:28大学38学科、会場:竹中工務店東京本店1Fギャラリー エーク ワッド、会期:10/22 〜 11/7)

会期中の11月1日(土)に、4名の審査員による公開審査が行われ、出展関係者150名を超える参加者を前に3時間を超える白熱した審査の結果、山内さんの作品が、全38作品から選出された「優秀賞」7点のうちの1等を受賞しました。

山内さんの作品は、建築学コース3年生の授業科目「建築デザインスタジオT」(指導教員:西沢立衛准教授・槻橋修講師・石黒由紀講師・西田司設計助手)の課題作品で、「生活の中にいくつも坂道がある山手地区において、斜面を造成して家を建てるのではなく斜面自体を建築化することでできる坂道のような家を提案する。」というコンセプトのもとに制作されたものです。
(工学部)

工学府の学生が優秀論文発表者賞を受賞

7月9日(水)〜12日(土)に第43回地盤工学研究発表会(主催:(社)地盤工学会)が広島国際会議場で開催され、大学院工学府社会空間システム学専攻建設システム学コース博士課程前期2年の中村緋奈子さん、博士課程前期1年の高下達也さんと田中悠一さん(いずれも指導教員:谷和夫教授、早野公敏准教授)の3人が「地盤工学研究発表会優秀論文発表者賞」を受賞しました。

演題名は、中村緋奈子さんが「PS灰改良材を用いた改良土における植生試験」、高下達也さんが「凝灰岩と泥岩に対する低い動水勾配におけるフローポンプ透水試験」、田中悠一さんが「地盤内埋設型センサーの補正に関する実験的検討」です。
(工学府)

工学研究院 柴山知也教授が工学教育賞を受賞


工学研究院 柴山知也教授は5月19日(月)に開催された関東工学教育協会総会で、「関東工学教育協会賞(業績賞)」を、8月1日(金)に開催された日本工学教育協会総会で「工学教育賞」を授与されました。

受賞の対象となったのは「工学留学生教育のシステム構築と運営」で、柴山教授の20年以上にわたる留学生プログラムへの貢献が認められたものです。

同教授は、昭和62年に横浜国立大学に赴任して以来、最優秀層の工学系留学生の流れを欧米諸国から日本へ転回させ、本学に於いて、優秀な留学生を教育するシステムを作り上げることに一貫して努力してきました。

一連の業績には「横浜国立大学・計画建設学留学生特別コース(現在は国際基盤工学特別プログラム)」の設置準備と運営(昭和63年〜)、「横浜国立大学・インフラストラクチャー管理学修士課程コース」(平成7年度〜)の設置準備と運営、「横浜国立大学・短期留学国際プログラム(JOY)」(平成9年度〜)の運営などがあります。

また、これらの実績を踏まえて、留学生センター長を平成18年4月から2年間務めました。

留学生の教育に当たっては、留学生の母国の文化的背景や経済的・産業的発展の違いに応じて研究指導の内容・方法に配慮するなど、教員が柔軟に対応する必要があり、この点における同教授の貢献は顕著です。

また、同教授は平成17年度から3年間、日本学術振興会アジアアフリカ学術基盤形成事業を、津波高潮防災をテーマとして実施しており、帰国後の留学生を通じて、途上国の大学に学問基盤を形成していく事業へも取り組んでいます。

(工学研究院)