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D&I教育研究実践センター開所記念式を開催しました

令和5年5月31日(水)、D&I教育研究実践センターの開所記念式を開催しました。
D&I教育研究実践センターは、障がいの有無にかかわらず全ての子供が共に学ぶインクルーシブ教育の実現に資する教育と研究の実践を通じ、共生社会の実現に寄与することを目的として、本年4月、ダイバーシティ推進戦略本部のもとに設立されました。

D&I教育研究実践センターでは、「共生社会の実現を担う次世代育成プロジェクト」に取り組むこととしています。本プロジェクトは、専門的で適切な支援を行うことで障がい等のある子供の能力を十分に伸ばし、社会で活躍する人材を育成するとともに、障がい等の有無に関わらず、多様な他者と協働できる人材の育成を目指しています。また、そのための教育環境として、教育や医療、心理、福祉等に高い専門性を有する「専門職支援員」の派遣や養成を行います。さらに、コストを抑えた学校施設のバリアフリー化や、継続的なデータ収集によるインクルーシブ教育実践の効果検証も進めていくこととしています。
開所記念式には、日本財団常務理事の吉倉和宏様、横浜市教育長の鯉渕信也様、国立特別支援教育総合研究所理事の清重隆信様を来賓に迎え、学内の関係者や学生も含めて七十名を超える参加者がありました。


梅原学長
梅原学長
梅原学長の開会挨拶では、本学では、大学憲章に「多様性」の理念を加え、性別、障がい、国籍などを超えて、多様な人々が尊重し合い共生・協働していく場を構築し、一人一人が豊かにその力を発揮できるようにすることを目指しており、その一環として、D&I教育研究実践センターを設置したこと、今後のセンターの取組に期待していることなどが述べられました。

泉センター長
泉センター長
引き続き、泉センター長からセンターが取り組むプロジェクトの概要と展望として、本事業は、伸ばせる能力を十分に伸ばせていない障がいのある子供を支援し社会で活躍する人材とすること及び多様な他者と協働できる力とセンスを備えた人材を育成することを目的としていること、そのため、質の高い真のインクルーシブ教育の実現を目指していることなどの説明がありました。

日本財団 吉倉様
日本財団 吉倉様
横浜市教育委員会 鯉渕様
横浜市教育委員会 鯉渕様
D&I教育研究実践センタースタッフ(左から、五島助教、高野講師、中講師)
D&I教育研究実践センタースタッフ(左から、五島助教、高野講師、中講師)

来賓祝辞では、日本財団常務理事の吉倉様から「小さなところから大きく社会を変える種となることを期待している」、横浜市教育長の鯉渕様から「国大の皆さんと一緒に考え実践していきたい」といった励ましをいただきました。紹介動画上映の後、センターの若手研究者が「多様な可能性を持つ子供たちが共に学び合い、社会で活躍できる未来を創っていきたい」との決意表明を行いました。

(担当:ダイバーシティ推進室)


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