神奈川県出身。横浜国立大学経済学部卒。1982年横浜銀行入行。新横浜支店長、綱島支店長、リスク統括部長、取締役常務執行役員などを経て2016年4月からコンコルディア・フィナンシャルグループ取締役、6月から横浜銀行頭取。
「理論経済の藪下史郎先生のゼミに所属し、ちょうどマネタリズムに注目が集まっていた時期だったので、貨幣供給量がどれだけ物価や雇用に影響を与えるかを学びました。データを計量化して多変量解析をし、仮説の立証を行うなどモデル分析は難しかったですが、いま金融市場の変化に対し、数字や相関をとらえながら判断しようとしていますから、当時勉強したことが多少なりとも役立っていると思います」
1984年一橋大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学(経済学修士)。同年横浜国立大学経済学部助教授、その後カリフォルニア州立大学バークレー校客員研究員、横浜国立大学経済学部教授、同大学大学院国際社会科学研究科長を経て、2015年4月より現職。
本学卒業生らしい誠実さとともに、アクティブな印象をもちました。足を使った現場感覚を大事にして地域を考える点など大学経営にも参考になりました。