第4回横浜国大ホームカミングデーを開催しました!


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メイン講演者 中西準子氏

11月8日(日)に、恒例となったホームカミングデー(HCD)を開催しました。今年で4回目となる催しで、年をおうごとに参加者が増え1,000名以上が大学に集いました。当日は天候にも恵まれ、参加者は皆、本学自慢の自然豊かで緑多いキャンパスを存分に楽しめたようです。

プログラムの目玉となるメイン講演では、本学元教授 中西準子氏(現:独立行政法人 産業技術総合研究所 安全科学研究部門長)が「食のリスク、環境のリスク〜食の安全が脅かされているというが、それはどの程度か?食の安全のために、どのくらい温暖化ガスの排出が許されるのだろうか?〜」と題して平易に語り、聴衆者から好評を得ました。

また、今年度初の試みとして、毎年、単独開催していた「−入試特別講演会−横浜国立大学を目指す人のために」をHCDの一貫として開催しました。その他、「キャンパス探訪」や卒業生・在学生交流企画「業界動向と求められる人材像」、講演・展示会等を行いました。

スポーツイベントには、地元の子どもたちが参加しランニングの基本などを学びました。

「交流会/60周年祝賀懇親会」は、「創立60周年記念式典及びレセプション」を同日に開催しており、その一環として実施しました。現役学生が進行役を務め、山崎HCD実行委員長の発声でスタートしました。

途中、学生団体「吹奏楽部」・「民謡研究会合唱団」「混声合唱団」によるパフォーマンスがあり、学生歌「みはるかす」の合唱の際には、参加者も合唱に参加しました。

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子ども達が多く参加した「スポーツイベント」
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学生も盛り上げました

 最後に、今年、実行委員会の幹事を務めた富丘会 入江理事長から、工学部同窓会連合 井上代表への引き継ぎを行い、盛況の内に終了しました。

今年は、世代や同窓生の枠にとらわれない方を対象としたイベントを多く催し、参加者は思い思いのイベントに参加し、充実した1日となったようです。4回の開催を経て、HCDは地元や卒業生から親しまれる象徴となりつつあります。

(総務部広報・渉外室)

−入試特別講演会−横浜国立大学を目指す人のために

「−入試特別講演会−横浜国立大学を目指す人のために」には、本学志望者・保護者や、進路指導の教諭など 253人の参加がありました。
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入試制度について説明(望月准教授)
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試験する側から見た入試(下城部門長)
最初に大学教育総合センター入学者選抜部の望月由起准教授が「AO入試、推薦入試、入試の変更点等」について説明を行い、「試験する側から見た入試」として、同選抜部 下城一部門長が講演を行いました。また、推薦入試で入学した現役学生が体験談を話す時間や、講演会終了後に現役学生による相談コーナーを設け、受験生からの熱心な相談に対応しました。

参加者へのアンケート結果から、ホームカミングデーのプログラムの一環として実施したことに対し、「ホームカミングデーと一緒で良い」と回答した参加者が多く、また「入試制度について理解できた、大学選択の上で役立つ」等の声をいただきました。講演会全体の感想も「参加して大変有意義だった」との声を多くいただきました。

参加者の方々の反応からもこうした趣旨の講演会が、今後ますます積極的に求められていくものと実感しました。

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学生相談コーナーの様子

(大学教育総合センター 入学者選抜部)

教育デザイン研究会第1回大会

教育系のプログラムとして、「教育デザイン研究会の第1回大会」を実施しました。この研究会は、教育デザイン研究センターの創設に伴い、教育実習重視型の学部教育と、学術と実践の高度な融合を目指す大学院教育・研究のために新たに立ち上げられたもので、今大会はその紹介の意味を兼ねています。

教員・学生・初等中等教諭の連携協力の下、学校現場での実践的検証をふまえて行われる、新たな教育に向けての提案という研究会の目的から、テーマは「未来の学校現場を創る教育デザイン ―研究・指導・実践の連携―」と銘打ち、ゲスト講演者として、お茶の水女子大学大学院 内田伸子教授をお招きしました。

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多くの方にご参加いただきました
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講演をされた
内田伸子教授
教育人間科学部 学校教育課程 課程長の三宅晶子教授の開会挨拶に始まった大会は、第1部の招待講演「未来の学部教育のデザイン ―知識伝達型から臨床知創成・交流型への転換―」およびコメンテーター同学部高橋勝教授との対談、第2部のシンポジウム「新教育学研究科コア科目としての教育デザイン」と続き、同学部小野康男学部長の閉会挨拶で締め括られました。

内田教授の講演は、諸外国の革新的な試みなど豊富な事例をふまえての提言で、平易な語り口に込められた問題提起は、続く対談の中でさらに掘り下げられ、今後の取り組みへの大きな指針となりました。シンポジウム(司会:同学部 森本信也教授)では、新教育学研究科構想・未来の学校教育に向けて、パネリスト甘利修(附属鎌倉小副校長)、同学部 多和田雅保准教授、関戸英紀教授、金馬国晴准教授の提言があり、参加者からも熱い期待と要望の声が寄せられました。

当初は動員数が懸念されましたが、参加者100名を越える盛況の下、大会は午後五時、成功裏に幕を閉じました。なお、第2回大会は平成22年年3月17日(水)の予定です。

(教育人間科学部)

キャンパス探訪

恒例イベント「キャンパス探訪」を今年も実施し、穏やかな秋の日差しの下、延べ177名が参加しました。

キャンパス探訪は、本学の主な見どころを学生・教職員ガイドの説明とともに散策するイベントで、今年は「キャンパス眺望」と「歴史と図書館探訪」の2コースを設けて実施しました。

キャンパス眺望コースでは、本学で一番見晴らしが良いといわれている場所に出た途端、目の前に広がる雄大な眺めに参加者から感嘆の声が上がり、記念写真に収めたり「あの建物は何ですか?」とガイドに盛んに質問していました。

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目の前に広がる雄大な眺めに話もはずみます
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野外音楽堂は、かつてゴルフ場の一番ホールでした
また歴史と図書館探訪コースでは、キャンパスのランドマークである中央図書館の内部を見学し、本学随一のお宝であるシャウプコレクションや本学の教員・卒業生が書いた本に皆、興味津々でした。

キャンパス探訪には、本学OB・OGの大先輩から附属学校の児童まで幅広い年代の方が参加し、ガイドをつとめた学生・教職員を交えてホームカミングデーならではの交流を深めることができました。
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見どころをばっちり紹介しました!
(総務部広報・渉外室)