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ミニサロンvol.1「災害に挑戦するコミュニティ」が開催されました

小学校における安全教育と地域・海の活動実践について熱弁する新嶋光晴氏
小学校における安全教育と地域・海の活動実践について熱弁する新嶋光晴氏
4 人の報告者とコーディネーターの藤岡氏
4 人の報告者とコーディネーターの藤岡氏
会場とのディスカッション
会場とのディスカッション
2011 年11 月29 日(火)に、本学建築学棟 8 階スタジオを会場として、「文理融合型による防災視点の都市・地域づくり」を考えるミニサロンを一般公開にて開催しました。

これは、地域実践教育研究センターが文理融合型による防災視点の都市・地域づくりとは何かを、都市の視点から見つめるとともに、研究分野や立場の違いなど様々な領域を超え、多様な視点で考えるための意見交換の場として、今年からスタートさせたものです。

第1回のテーマは「災害に挑戦するコミュニティ」とし、行政関係者、学生や研究者など約25 名が参加しました。

ミニサロンの前半部では、上記のテーマについて、4 人の方々に話題提供をしていただきました。まず、NPO 法人 チャレンジスポーツクラブの新嶋光晴氏による「オレンジフラッグの取組と意義」では、テレビのニュースで取り上げられた映像とともに、オレンジフラッグの取組内容と今後の展望について述べられました。次に、鎌倉小学校の教員である赤坂圭氏による「小学校における安全教育と地域・海の活動実践」の報告では、3・11 の地震以後、小学校における防災教育の現場で実践されていることの紹介や、教育現場での困難について報告がありました。続いて、本学都市イノベーション研究院佐土原研究室の岡西靖氏による「こどもまち探検と地域の防災活動の連携」の報告では、横浜市保土ヶ谷区和田町地域と横浜国立大学の協働で行われている「子どもまち探検」における、今までと今年の取り組みについて報告がありました。最後に、本学都市イノベーション研究院の稲垣景子氏による「学校区と地縁組織の重なりとステークホルダーマップ」では、学校区と地縁組織の違いによる、防災活動の困難とステークホルダーマップの活用についての報告がありました。

後半部は、都市イノベーション研究院の藤岡泰寛氏をコーディネーターに迎え、トークディスカッションを行いました。
パネラー4 人への質問が会場からいくつかあった中で、ミニサロン後においても話題になったのは、横浜市における学区と地縁組織の区域が重ならないエリアが多いためにそのデメリットな面が気にかけられるが、逆にそれをメリットにするやり方はないか、ということでした。例えば、保土ヶ谷区常盤台エリアの場合は、大学という教育機関が複雑に入り組む各区域を繫げる中枢媒体として機能する役割もあるのでは、という提案も挙がりました。これについては、今後の要検討課題にもなりそうです。

参考

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(担当:地域実践教育研究センター)


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