1月7日に特別表彰式が学長室にて行われ、学長から高田裕士氏に表彰状の授与と記念品の贈呈が行われました。

高田裕士氏は2007年に本学教育人間科学部を卒業した、現役の聴覚障害者アスリートです。高田さんは聴覚障害者陸上競技における400mハードルの日本記録保持者で、昨年ブルガリアのソフィアで行われたデフリンピック(聴覚障害者のための国際総合競技大会)でも輝かしい成績を収めました。これらの実績により、社会における聴覚障害者理解を深め、障害者の社会活動へ貢献している点が評価され、今回特別表彰の受賞となりました。

表彰式後は学長室で懇談会が行われ、高田さんの学生時代の思い出、障害者競技に対する熱い思いや今後の抱負などさまざまな話がされました。そして、鈴木邦雄学長や陸上部顧問である教育人間科学部の伊藤信之教授をはじめとした本学関係者よりお祝いと今後の活躍を期待する言葉が贈られました。