学生広報サポーターがサイエンスカフェを取材しました
本学のサイエンスカフェは、今年で11年目を迎えました。
毎回、科学に関するバラエティに富んだテーマが用意され、参加者たちに科学の楽しさについて語り合う場を提供し続けています。今回、昨年度に引き続き学生広報サポーターが会場に潜入し、取材をしてきました!
毎回、科学に関するバラエティに富んだテーマが用意され、参加者たちに科学の楽しさについて語り合う場を提供し続けています。今回、昨年度に引き続き学生広報サポーターが会場に潜入し、取材をしてきました!
サイエンスカフェとは
サイエンスカフェは、大学内外問わず一般の方々が、研究者と科学の面白さについて共有するイベントです。授業とは異なり、議論を楽しむことを目的にしています。実際、社会人や高校生など参加者も幅広く、様々な世代の方々が参加しています。サイエンスカフェでは各回ごとにテーマが設けられています。一見すると難しい科学的なテーマも扱いますが、初めて参加する人も議論に参加しやすいように、専門の教員がわかりやすく説明をしてくれるので、誰でも安心して参加する事が可能です。説明や解説の後は、各テーブルで議論に入りますが、各テーブルにはファシリテーターと呼ばれる大学院生がつき、参加者が議論しやすい環境を作っています。
広報サポーターが今回の企画を取材
10月24日に行われたサイエンスカフェのテーマは、「人工と非人工の間〜人工知能はいつまで人工のままでいられるのか?〜」。
これまでは、カフェではなく教室や会議室などでの開催も多かったのですが、今回は、その名の通りカフェで開催しようということで、shoca(横浜国立大学附属図書館併設のカフェ)で開催されました。会場には何種類ものケーキが用意されていて、参加者の皆さんはケーキを食べながら、人工知能について意見を交わしていました。飲食オッケー、雑談オッケーで堅苦しくないのもサイエンスカフェの特徴。今回も終始和やかな雰囲気で進められていました。
これまでは、カフェではなく教室や会議室などでの開催も多かったのですが、今回は、その名の通りカフェで開催しようということで、shoca(横浜国立大学附属図書館併設のカフェ)で開催されました。会場には何種類ものケーキが用意されていて、参加者の皆さんはケーキを食べながら、人工知能について意見を交わしていました。飲食オッケー、雑談オッケーで堅苦しくないのもサイエンスカフェの特徴。今回も終始和やかな雰囲気で進められていました。
まず最初に、本学の大学院工学研究院の濱上知樹教授から人工知能に関する解説や説明がありました。
濱上教授は人工知能や機械学習、社会システムの分野を専門としており、現在までに約25年ほど人工知能を研究しているそうです。実は人工知能は学問として注目されるようになって日が浅く、学問の中では非常に歴史が浅い学問になるそうです。そのため、正式な研究の名前もまだないという事でした。
これまでに訪れた第1次人工知能ブームや第2次人工知能ブームなど、これまでの人工知能の歩みや歴史をわかりやすく説明して頂いた後、人工知能が活用されている事例として、横浜市の救命救急や画像のモチーフ抽出などが紹介されました。
スライドや動画を使っての紹介、また身近な事例をもとにしたわかりやすい説明で、人工知能について理解を深めることができました。
濱上教授は人工知能や機械学習、社会システムの分野を専門としており、現在までに約25年ほど人工知能を研究しているそうです。実は人工知能は学問として注目されるようになって日が浅く、学問の中では非常に歴史が浅い学問になるそうです。そのため、正式な研究の名前もまだないという事でした。
これまでに訪れた第1次人工知能ブームや第2次人工知能ブームなど、これまでの人工知能の歩みや歴史をわかりやすく説明して頂いた後、人工知能が活用されている事例として、横浜市の救命救急や画像のモチーフ抽出などが紹介されました。
スライドや動画を使っての紹介、また身近な事例をもとにしたわかりやすい説明で、人工知能について理解を深めることができました。
話題提供の後は、各テーブルごとにファシリテーターを中心として議論が進みます。
あるテーブルでは、「過去に大ヒットした映画の世界のように人工知能VS人間のようなことが起こるのでは?」という意見や「将来は人工知能に人間の仕事は取られると思う。でも、その後に人間もなんとか新しい仕事を見つけ出すのではないか?」 といった意見も出ていました。特に多くの人にとって身近で、イメージしやすい「仕事」と絡めての話し合いが多いようでした。
あるテーブルでは、「過去に大ヒットした映画の世界のように人工知能VS人間のようなことが起こるのでは?」という意見や「将来は人工知能に人間の仕事は取られると思う。でも、その後に人間もなんとか新しい仕事を見つけ出すのではないか?」 といった意見も出ていました。特に多くの人にとって身近で、イメージしやすい「仕事」と絡めての話し合いが多いようでした。
最後に、各テーブルで出た意見や議論の内容を全体で共有する為に、会全体でどんな話し合いがされたのかを発表してもらいました。その後、会全体のまとめをして、今回のサイエンスカフェは終了となりました。
参加者にインタビュー
会終了後に、テーブルに残っていた参加者である高校生3人にサイエンスカフェについてインタビューしてみました。
Qどういった理由で参加しましたか?
Aさん:学校の廊下に貼ってあったチラシを見て、面白そうだと思って参加しました。
Bさん:一般の方も参加すると聞いて、新しい気づきがあるのかなと思ったから参加しました。
Cさん:通っているのが理系の高校なので、サイエンスや科学にもともと興味があり、良い機会だと思い参加しました。
Q話題提供を聞いて、どうでしたか?
Aさん:正直、難しかったです。人工知能は考えれば考えるほど、哲学的になってしまって、そこが少し難しかったです。
Bさん:人工知能が発展すればするほどどうなるのかを考えると、ちょっと怖いなと思いました。超えてはならないボーダーがある気がしました。
Cさん:これから人工知能がどうなるのか、とても気になりました。そして、今までは人工知能の歴史を全然知らなかったのですが、歴史をわかりやすく紹介してくれて、理解を深めることができました。
Qサイエンスカフェに参加していかがでしたか?
Aさん:人工知能というと、なんとなくニュースで知っていたが、自分が思っていることと他の人が考えている意見は違っていて、議論を通して視野が広がりました。
Bさん:友達と話し合うのとは全然違っていて、子供の枠を超えた議論ができた気がします。一般の方や教授がいるからこそ、深みが出て得たものもありました。
Cさん:高校では答えのあるものばかりをやっているけど、答えがないことを探るこういった経験も、とても為になると思いましたし、新鮮でした。
Qどういった理由で参加しましたか?
Aさん:学校の廊下に貼ってあったチラシを見て、面白そうだと思って参加しました。
Bさん:一般の方も参加すると聞いて、新しい気づきがあるのかなと思ったから参加しました。
Cさん:通っているのが理系の高校なので、サイエンスや科学にもともと興味があり、良い機会だと思い参加しました。
Q話題提供を聞いて、どうでしたか?
Aさん:正直、難しかったです。人工知能は考えれば考えるほど、哲学的になってしまって、そこが少し難しかったです。
Bさん:人工知能が発展すればするほどどうなるのかを考えると、ちょっと怖いなと思いました。超えてはならないボーダーがある気がしました。
Cさん:これから人工知能がどうなるのか、とても気になりました。そして、今までは人工知能の歴史を全然知らなかったのですが、歴史をわかりやすく紹介してくれて、理解を深めることができました。
Qサイエンスカフェに参加していかがでしたか?
Aさん:人工知能というと、なんとなくニュースで知っていたが、自分が思っていることと他の人が考えている意見は違っていて、議論を通して視野が広がりました。
Bさん:友達と話し合うのとは全然違っていて、子供の枠を超えた議論ができた気がします。一般の方や教授がいるからこそ、深みが出て得たものもありました。
Cさん:高校では答えのあるものばかりをやっているけど、答えがないことを探るこういった経験も、とても為になると思いましたし、新鮮でした。
広報サポーターより
最初は難しそうなテーマだと思いましたが、いざ始まると、議論も白熱して参加者がそれぞれの意見をぶつけあい議論を楽しんでいました。サイエンスカフェは今後も開催予定なので、ぜひ参加してみてください!
サイエンスカフェ紹介ページ
学生広報サポーター概要紹介ページ