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スポーツチャンバラ翔剣会 第23回全国学生大会で優勝しました!

スポーツチャンバラサークル「翔剣会」より、大会優勝の報告がありましたのでご紹介します。

女子団体戦

横浜国立大学 優勝


今年は女子部員が入部したことにより、女子の団体戦出場が実現した。
構成は先鋒:坂牧、中堅:小田垣、大将:有賀と、前半をエース二人で固めたものであった。
出場大学は翔剣会所属のフェリス女学院を含めた22校。1回戦の相手は春季関東リーグ4位の白百合女子大学。4年生と2年生の実力者をストレートで制し突破。続く2回戦は北海道学生大会の覇者北海道大学。1回戦からの勢いを活かして突破。3回戦は関東3位の國學院大學、時間切れによる同点で代表戦に突入し、上級生を相手に坂牧が一本取り勝利。準決勝は中四国1位の高知大学。1年生の経験者2人で構成されたチームであり、1枠は不戦勝となるため手堅くいきたい。先鋒坂牧が時間切れ両者負けで中堅に繋ぎ、中堅小田垣が経験者相手に見事一本獲得、決勝戦へと駒を進めた。
決勝戦の相手は本大会女子団体戦を2連覇中の金沢大学。4年生2人と3年生1人の優勝最有力候補である。
先鋒坂牧は相手の実力をうまく分析して時間切れまで持ちこたえ、健闘。続く中堅戦、小田垣が4年生で金沢大学のエースである選手から一本を獲得。あとは両者負け以上で勝ちとなる優位な状況で大将有賀にバトンを渡した。
大将戦。後がない金沢大学は必死に攻撃を仕掛けるがそれをガードとバックステップで躱し続ける有賀、飛び交う両大学からの声援。普段ともに練習する関東のすべての大学が横国を応援していた。非常に長い一分間であったが有賀は最後まで持ちこたえた。横浜国立大学の初出場初優勝かつ史上初の1年生3人での優勝が決まった。
試合を終えて有賀は「正直優勝できると思っていなかったので、優勝したときは実感が遅れてきましたがとても嬉しかったです。二人が勝ってくれたので私はとにかく負けないことに集中していました。今後の大会では個人戦でも結果を残せるように努力していきたいです。」と語った。坂牧・小田垣は金沢大学が2連覇中だということを試合が終わってから知って驚いていた。

個人戦

以下個人戦の結果を順不同で紹介します。

坂牧りさ(理工学部1年)

新人女子楯小太刀 優勝
新人女子得物自由 優勝
新人女子グラチャン最有力候補と囁かれ全学に挑んだ坂牧。緊張からか小太刀・長剣フリー共に入賞を逃す。しかし気持ちを切り替え挑んだ楯小太刀・楯長剣の2種目優勝を果たした。
グラチャン戦には最強の武器である楯長剣を持って挑み、決勝で小田垣と善戦するも最後には敗れた。悔し涙を浮かべつつ笑顔で仲間の優勝を称えた。
試合を終えて坂牧は「新人女子が出場できる4種目のうち2種目で優勝することが出来て最高に嬉しかったです。前半2種目は思い通りの動きが出来ずコート内決勝にも進めなかったため、もう無理だと挫けてしまいそうでしたが主将からアドバイスをもらい上手く切り替えをすることができました。
(練習量では負けていないから落ち着いて試合すれば絶対勝てる!)そう考えることで、決勝に進出した後半2種目の決勝戦では緊張もせず試合を楽しめました。新人グラチャン戦ではお互いに1本とった後3本目を取られて負けてとても悔しい思いをしたので、来年の学生大会は強い先輩方にも負けないようたくさん練習して強くなって、有級有段グラチャンを狙いたいと思います。」と次のステージへの抱負を語った。

小田垣優衣(教育人間科学部1年)

新人女子長剣フリー 優勝
新人女子得物自由 敢闘賞(4位)
新人女子打突グランドチャンピオン
関東学生大会では小太刀の部で優勝した小田垣。グランドチャンピオンを決定する今大会では小太刀での勝利は最初から狙っていなかった。グラチャン戦は各種目の優勝者がその種目の得物を持って出場する。小太刀(60cm)で出場するよりも長剣フリー(100cm)や得物自由(二刀・楯長剣)で優勝して出場するほうが遥かに有利である。最初からグラチャン戦を見据えて試合に挑んだ小田垣は長剣フリーと得物自由にとくに注力した。
新人王となった小田垣は「関東学生大会が終わってからずっと、今大会での新人女子グラチャンを目標に練習してきたので、目標を達成できてとても嬉しかったです!本命であった得物自由で優勝できなかったときはかなり落ち込みましたが、周りの人達のおかげで気持ちを切り替えてグラチャン戦にのぞむことができました。グラチャン戦決勝は、4月から共に切磋琢磨してきた仲間であり、一番のライバルである坂牧選手が相手だったので、厳しい試合でしたが、戦っていて楽しかったです!今後も結果を残せるよう、ますます精進していきたいと思います。」と眩しい笑顔で語った。

三宅佑紀(経済学部1年)

新人男子長剣フリー 敢闘賞(4位)
新人男子短刀 準優勝
新人男子長物 優勝
長物の部に絶対的な自信を持って挑んだ三宅。緊張から入賞に止まってしまった他の種目とは打って変わって冷静に待ち時間を過ごしたと言う。
長物の部は小太刀や長剣ではなく片端の刃で主に打撃をする「長巻」(薙刀)、主に突きを繰り出す「長槍」両端の刃で打突を行う「棒」の3種類から1つを選択して出場する特異的な種目である。それぞれ2mある特殊な得物を扱うこの種目での優勝を目指す三宅はこれまで長巻の稽古に注力してきた。
3種の得物の中でも比較的扱いやすい長槍を相手に戦うことを想定していた三宅はほとんど戦ったことのない棒の選手を相手に苦戦を強いられるも冷静に相手の動きを見極め勝利し、グラチャン戦への出場を決めた。三宅はグラチャン戦を終えて「グラチャン戦はなんとか長剣フリー代表選手には勝てましたが、二刀の代表選手の勇気と知恵のある攻め手に押され負けてしまいました。でも、とても気分の良い負けでした。今度からは長物の対策だけではなく楯長剣や二刀への対策も考えて練習しようと思ったグラチャン戦でした。」と熱く語った。

齋藤哲平(教育人間科学部1年)

新人基本動作 敢闘賞(4位)
新人男子長剣両手 優勝
長剣両手で優勝し、グラチャン戦に出場した齋藤は最後までクレバーに戦った。
長剣両手は長剣フリーと異なって長剣を両手で把持し続けねばならない。リーチこそ伸びないが両手で剣を振るため最速で的確に攻撃をすることができるという勝利の可能性を秘めた得物である。
グラチャン戦準決勝の相手の得物は楯長剣。圧倒的に不利とみられるこの試合だが、相手の動きを冷静に見極め、面打ちのカウンターで勝利し決勝へと駒を進める。決勝戦の相手は二刀の優勝選手。時間いっぱい使って攻撃のタイミングを窺うも、最後にはリーチ差を生かした攻撃を決められ、グラチャンを逃した。
齋藤はこう語る。「小太刀と長剣フリーの調子は悪かったのですが、切り替えることを一番に考えて一試合一試合どうやって勝つか考えながら戦いました。決勝まで行くとメダルが確定で、そこで安心して集中できないこともありますが、今回は決勝が明治大学の友人との対戦だったこともあり気持ちを強く保つことができ、優勝が決まった瞬間は超嬉しかったです。グラチャン戦は優勝こそ逃しましたが、自分より優位な得物相手に勝利するなど、貴重な経験をすることができました。みんなが注目する中での試合は緊張しましたがとても楽しかったです。ご指導、稽古してくださった先輩や同期に感謝です。」

原科太一(主将・経営学部2年)

有段基本動作 3位
有段男子小太刀 3位
有段男子長剣フリー 3位
有級有段男子短槍 優勝
有段男子楯長剣 準優勝
今大会、打突グランドチャンピオンの2連覇がかかった大会であった原科。しかし今回の目標はそこにはなかった。
サークルが2年目になり、有望な新人が多数入部した今年、原科は新人の育成に力を注いだ。今大会最初の種目は団体戦。応援とセコンドに徹し、女子の優勝をサポートした。
有段男子の個人戦が始まるまで新人や同期女子の応援や大会運営の手伝いに奔走し、自分の試合が始まるころには後輩のたくさんの入賞に満足していた。
小太刀・長剣フリーと1年間で力を蓄えた他大学の同期や先輩に敗北を喫する。
得意の短槍では全日本選手権での入賞者を相手になんとか勝利するも楯長剣では決勝戦で思うように動けず敗れる。グランドチャンピオン決定トーナメントでは圧倒的に不利な武器である短槍(長剣を両手で持ち、前手で真ん中ほどを把持しなければならず、突きしか繰り出せない。前手先からのリーチは最長でも60cm程である。ちなみに長剣フリーは前手先から100cmは射程圏内)での出場を強いられた。
迎えたグラチャン戦。初戦の相手は小太刀の優勝者。リーチは互角だがこちらは突きしか狙えない。勢いよく間合いを詰めてくる相手に狙いすました胴突きを決める。
2回戦。相手の得物は二刀、グラチャン戦における最強の武器の一つである(両手に長剣・小太刀を装備し、両方の剣で攻撃・防御できる)。会場全体が二刀の選手の勝利を確信していた。開幕から二刀の牽制、短槍でガードするたびに沸き起こる歓声。隙を窺っては突きを繰り出す。惜しいところで届かない。観客は息をのむ。攻防を繰り返し1分の時間切れを迎える。1分間負けなかっただけでも評価されるような組み合わせである。会場は少しずつ短槍の勝利を疑い始める。延長戦が始まり、会場はさらにヒートアップ。アドレナリンが滾る。二刀の選手の攻撃を見切って一閃。面に命中。旗が上がる。短槍で二刀に勝利した。
残りは楯長剣・楯小太刀・短槍と3人の選手になった。このラインナップに短槍が混じっているのは異様である。対戦は抽選。原科はシードを引き当て決勝戦進出を決めた。
迎えた決勝戦。相手は楯長剣代表成蹊大学藤田英之選手。関東学生大会打突GC準優勝の選手であり、原科と同格の選手である。同格の選手同士で圧倒的に武器に差があるグラチャン戦決勝は史上初ではないだろうか。やはりほとんどの観客が藤田選手の優勝を確信したが、対二刀の結果を受けて一部は「もしかしたら」を期待。そのような空気であった。
開幕。藤田選手の面打ちをガードしきれず一本を奪われる。二本目、攻防の末、バックステップで退く藤田選手を追いかけるようにして面に一閃。なんとか一本を奪取。沸き起こる驚きと賞賛の歓声。同点で勝負に、最後は藤田選手の冷静なフェイントを交えた攻撃が原科の小手に決まる。藤田選手の優勝が決まった。
試合を終えて原科は「同期や後輩の成長を身にしみて感じた。何よりも横国女子が団体戦優勝したこと、幼いころからスポチャンにともに励んできた藤田選手が自分の次のグラチャンになってくれたことをうれしく思います。非常に楽しい試合でした!」と語った。

梅澤芽以(フェリス女学院2年)

有級女子小太刀 3位
有級有段女子長剣両手 優勝
両手長剣を最も得意とする梅澤、昨年の全学ではあと一歩及ばず準優勝という結果に悔しさをかみしめた。5月に行われた田邉杯では見事優勝し自信をつけるも7月関東学生大会では初戦敗退に終わる。「今回の全学で優勝でき嬉しいと同時にとても驚いています。決勝の相手が練習ではいつも負けていた相手なのに勝つことが出来たので自分の成長を実感することが出来ました。グラチャン戦では初めての違う得物同士での試合ということもありただただ緊張して実力の発揮は出来なかったと少し後悔しています。しかしいつもの自分とは違う動きも出来たので新たな発見には繋がりました。後悔あれども結果にとても満足した全学でした、両手長剣を続けて良かったと心から思います!」と梅澤は語った。

上野聡太(経営学部1年)

新人男子二刀 3位

有賀智穂(経済学部1年)

新人女子長剣フリー 3位

大河原優花(理工学部1年)

新人基本動作 準優勝
新人女子短刀 準優勝

五島昴征(副将・経営学部2年)

有級男子小太刀 準優勝
有級男子二刀 3位

海氣奈那子(フェリス女学院2年)

有級女子長剣フリー 準優勝
有級有段女子長剣両手 敢闘賞(4位)

棚上好(フェリス女学院1年)

新人女子長剣両手 3位
                          (スポーツチャンバラサークル「翔剣会」より寄稿)

(担当:総務部広報・渉外課)


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