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「ワダチャリ」プロジェクトによる交通案内板の設置

『ワダチャリ』とは、横浜国立大学・ヤマハ発動機㈱・保土ケ谷区区政推進課が連携して平成22年10月9日~11月7日に実施した、保土ケ谷区和田町-常盤台間における電動アシスト自転車レンタサイクル社会実験の愛称です。坂の多い当該地域で、電動アシスト自転車による利便性の向上と地域活性化の可能性について検証しました。
社会実験においてはワダチャリ利用者へのアンケートを行い、その結果として地域内の自転車走行環境の課題が挙がりました。そのため、横浜国大から保土ケ谷区の土木事務所に対し、幾つかの道路整備の提案をしました。その中で、「横浜新道常盤台出口付近の自転車横断危険箇所を回避するために、迂回路の案内板を設置してもらいたい」という提案が実現化し、横浜国大の担当学生、保土ケ谷区区政推進課、そして保土ヶ谷区土木事務所が熟考を重ねて交通案内板のデザインと製作を行い、平成23年7月14日に横浜国大生、保土ケ谷区区政推進課、保土ケ谷土木の立会いのもと、2か所に看板を設置しました。
看板を設置するプロジェクトメンバーの学生
看板を設置するプロジェクトメンバーの学生
看板を設置後の集合写真
看板を設置後の集合写真
今回のプロジェクトを取材した広報サポーター環境情報学府臼井美恵さんのレポート:
横浜国大の周辺は非常に交通量が多く、住宅街も隣接しているので、いつ事故が起こるのか、常に危険と隣り合わせで、不安に感じることがありました。私は節電と運動のため、時間に余裕のあるときだけですが、大和市から自転車で通うことがあります。自転車で行く時は、いつも慎重にそして、安全を大切に走行するように心がけています。
自転車で通う私にとって、今回の取材に関心がありました。大学と行政が市民の安全のため、実現につなげた、プロジェクトに携わったみなさんにお会いしたかったからです。実際、現場に行き、携わった行政の方や先生や学生の方が非常に笑顔でいらっしゃったのが印象的でした。
横浜新道と一般道が交差する峰岡町は坂もあり、非常に歩行者や自転車は危険であると改めて現場に行き実感をしました。標識がなく、夜も非常に危険な個所であります。
プロジェクトにより、市民の安全がより一層守られていくことでしょう。人とのつながりにより、実現へと導いた今回のプロジェクトはこれからの街づくりの発展につながることと大いに期待しています。市民の安全、そして学生の安全な地域づくりにさらに活性化していくことと思います。
私自身、自転車での走行に気をつけたいと気持ちを改めたと同時に、標識により、安全に学校に通えてうれしいと思えた取材でした。貴重な時間をありがとうございます。


(担当:総務部広報・渉外室)


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