シンポジウム「国境を越える人材育成 グローバル化時代の大学-企業、行政、地域との連携を考える」を開催
2011年3月9日、横浜国大の教育文化ホールで「国境を越える人材育成:グローバル化時代の大学-企業、行政、地域との連携を考える」と題するシンポジウムを開催しました。
冒頭、松岡和久国際担当理事の開会挨拶に続いて、文部科学省・国際企画室長兼留学生交流室長の氷見谷(ひみや)直紀氏から、「大学の国際化と留学生政策」について日本の置かれた現状とこれから進むべき道について、分かりやすい説明がありました。
冒頭、松岡和久国際担当理事の開会挨拶に続いて、文部科学省・国際企画室長兼留学生交流室長の氷見谷(ひみや)直紀氏から、「大学の国際化と留学生政策」について日本の置かれた現状とこれから進むべき道について、分かりやすい説明がありました。
第1部の基調講演では、立命館大学総長特別補佐の肥塚(こえづか)浩教授から、留学生と日本人が半数ずつ在籍する立命館アジア太平洋大学(APU)の立ち上げに関わられた経験に触れながら、国際的な大学のあり方と地域との連携について示唆に富むお話が聞けました。続いて、東京工業大学留学生センターの佐藤由利子准教授からは、大学の国際化に関する豊富なデータを基に大学の弱点と連携について提言がありました。
第2部のパネル討論では、国際戦略コーディネーターの宮武久佳教授の進行で、富士通マーケティングの飯島健太郎常務から、企業の立場から見た大学の国際連携についてお話をうかがうことができました。続いて、神奈川県くらし文化部国際課の八百(やお)健雄副課長から神奈川県の国際化の現状と取り組みについてのお話、学長特任補佐の荒木一郎教授から横浜国大の国際戦略について説明がありました。その後、フロアーとパネリストとの間で議論が展開されました。「国際化、国際化と言うが、横浜国大の教職員の中に締める外国人の割合はどうなっているのか」との厳しい指摘もありました。
最後に、山田均副学長が自身の国際共同研究や留学生指導の経験に基づき、横浜国大の一層の国際化の必要性を訴え、「シンポジウムでの貴重なお話を参考にグローバル化時代にふさわしい大学のあり方を考え、実践したい。」と決意を述べました。
第2部のパネル討論では、国際戦略コーディネーターの宮武久佳教授の進行で、富士通マーケティングの飯島健太郎常務から、企業の立場から見た大学の国際連携についてお話をうかがうことができました。続いて、神奈川県くらし文化部国際課の八百(やお)健雄副課長から神奈川県の国際化の現状と取り組みについてのお話、学長特任補佐の荒木一郎教授から横浜国大の国際戦略について説明がありました。その後、フロアーとパネリストとの間で議論が展開されました。「国際化、国際化と言うが、横浜国大の教職員の中に締める外国人の割合はどうなっているのか」との厳しい指摘もありました。
最後に、山田均副学長が自身の国際共同研究や留学生指導の経験に基づき、横浜国大の一層の国際化の必要性を訴え、「シンポジウムでの貴重なお話を参考にグローバル化時代にふさわしい大学のあり方を考え、実践したい。」と決意を述べました。
(担当:総務部国際課)