• お問い合わせ
  • アクセス
  • 検索
  • Language
  1. YNU
  2. Headlines
  3. 令和3年度一般選抜の個別学力検査について

令和3年度一般選抜の個別学力検査について

横浜国立大学では、受験生の安全と安心を第一に考え、また、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から、令和3年度一般選抜の個別学力検査を実施せず、すべての学部で自己推薦書の提出を求め、大学入学共通テストの得点を用い、一部の学部では出願時に課題の提出を求める等、入学者受け入れ方針(アドミッションポリシー)を踏まえた選抜を行います。詳細は「令和3年度横浜国立大学入学者選抜要項」を確認してください。

新型コロナウイルスの感染が収まらず、ワクチンや治療薬の開発にも時間がかかる状況において、受験生が安心して入学試験に臨み、培った学力を発揮できる安全な場をどのようにして確保するか、その実現可能性を様々な観点から全学で慎重に検討を行ってきました。その結果として、上記のとおり、受験生の地元で実施される大学入学共通テストを最大限活用し、学業の遅れに対する配慮も含めた補習など、入学後の学生生活でしっかりサポートする体制を整え、対面授業とオンライン教材を活用し質の高い大学教育の実現を目指すこととしました。

横浜国立大学には例年、前期日程・後期日程合わせて7500人を超える出願があり、そのうち神奈川県外からの出願が5000人に及びます。個別学力検査を実施することは、その受験生に県域を越える移動を強いることとなり、受験生だけでなくそのご家族にも心配をおかけし、感染のリスクを高めることになります。また、現時点において個別学力検査を実施すると判断した場合でも、実施時期の感染状況によっては、直前になって実施内容の変更や実施自体が困難になることも想定されます。今年度の受験生の皆様には入試方法に様々な混乱があり、かつ大学入学共通テストにおいても受験日の選択(第一日程か第二日程)が迫られ、更に不確定要素が重なるという事態は避けたいと考えました。
本学としましては、全国の受験生にこれ以上の心配をかけず、安心して受験準備に集中できるよう、この決定に至ったことをご理解いただきたく存じます。

横浜国立大学は、今後とも安全・安心を第一に考え、ニューノーマルな時代にふさわしい質の高い教育研究を進めてまいります。

                                        横浜国立大学長 長谷部 勇一


ページの先頭へ