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第19回神奈川産学チャレンジプログラム結果報告

受賞後、四方副学長とともに記念写真
受賞後、四方副学長とともに記念写真
 令和5年12月12日(火)に、第19回神奈川産学チャレンジプログラムの表彰式がパシフィコ横浜で開催されました。
 神奈川産学チャレンジプログラムとは、神奈川県内の大学と一般社団法人神奈川経済同友会に加盟する企業及び団体が中心となって行う学生の人材育成を目的とした課題解決型研究コンペです。企業及び団体が抱える経営課題をテーマにあげ、これに対して学生チームは、実効性のある解決策やアイデアを研究レポートとして提示します。
 第19回では、神奈川県内の18大学から186チームが参加し、52チームが優秀賞、28チームが最優秀賞を受賞しました。
 本学からは5チームが参加し、2チームが最優秀賞、2チームが優秀賞を受賞しました。
 なお、第20回神奈川産学チャレンジプログラムについては、令和6年3月中旬頃より、学生の皆さんへ募集を開始する予定です。

 本学から参加し、受賞したチームのテーマ及びコメントは下記のとおりです。

【優秀賞】
テーマ:お客様、地域、行政等と相互連携することによるショッピングセンターの新たな可能性
(相鉄ホールディングス株式会社)
チーム:小原 太郎、海老沼 健弘、古泉 大空、岡部 優希、真船 友樹(経営学部/山岡徹ゼミナール)
チームのコメント私共が所属しております山岡ゼミの文化として、本プログラムへの参加を毎年行っていたこともあり、今回参加させていただきました。
今回のテーマとして、本学ともゆかりのある相鉄ホールディングスを選択させていただき、星川駅〜天王町駅の区間にある「星天qlay」を対象として新規事業の提案を行いました。
提案内容の概要としては、星川・天王町地域の子育て世代をターゲットに、「服育サービス」という形で子供服のバザーを開催する、というもので、
テーマに沿った課題抽出とその解決策の立案、そしてそこに学生ならではの新鮮さを含ませることに苦労しましたが、入賞という形で成果に表れてとても嬉しかったです。
本学の後輩に向けてですが、本プログラムに取り組む意義として、自分についての理解が深まる、という点を挙げさせて頂きます。理解力や想像力に長けたあなた方であれば、取り組む意義についてはおよそ見出せると思いますので、それに加える形でここに記します。共にひとつの課題に取り組むことで、仲間の強みや特性、自分への認識などを知る事ができ、これにより友人との違いを意識した上で自分の特性を知る事ができます。
就職活動において自己分析というのは相当重要なものになりますが、本プログラムは充実した自己分析の機会になるのではないでしょうか。
【優秀賞】
テーマ:「環境変化に対応した豊かな暮らしを創造する新しいビジネスの提案」
(湘南ステーションビル株式会社)
チーム:房野 馨林、小木曽 凜音、熊澤 恵理佳、佐藤 晴香、徳永 裕隆、柳井 美緒(経営学部/山岡徹ゼミナール)
チームのコメント
私たちが最も大変だと感じたことはグループの中での意識統一です。
私たちのグループは基本的にオンラインでの活動だったために、全員で歩幅を合わせて進むことがとても難しかったです。
歩幅が合わないとメンバーの能力が全く発揮されなくなります。その中でも私たちが意識していたのが、自分たちの現状を整理することでした。
今自分たちが考えているテーマは何か、どのようなことを課題としてとらえているのか、次のミーティングまでにやることは何か。
こういった自分たちの状況を整理する機会を頻繁に設けることによって、全員の足並みがそろっていい議論ができたと感じています。

産学チャレンジプログラムはビジネスに関する力だけでなく、これから社会に出ていくうえで欠かせない能力を養う機会になりました。
この経験を生かしこれからの社会人生活で活躍していきたいと考えています。
【最優秀賞】
テーマ:サスティナブルな時代における「人が活きる場」とは?オカムラの現在・未来の具体的なアクションを考える
(株式会社オカムラ)
チーム:糟谷 歩、尾田 翔、太田 栄喜、横山 愛莉、大塚 美奈、木内 拓歩(経営学部/真鍋誠司ゼミナール)
チームのコメントこのたびは最優秀賞を頂き、誠に光栄に思います。
真鍋ゼミでは毎年積極的に外部のビジコン等に参加しており、私たちもその一環で参加しました。
糟谷チームは異なる視点や考え方、スキルを持ったメンバーが多く、議論中には様々なアイデアが飛び交い、活発で個性豊かなチームでした。このメンバーで最優秀賞をいただけたことに、私たちは大変嬉しく感じています。
半年間チームでプロジェクトに取り組むという経験は初めてで、途中道を見失いかけたり、考えがぶつかり合ったりすることもありました。しかし、最終的には全員が納得する案を自信持って提案でき、評価していただけて嬉しい限りです。
実際の企業の課題に取り組むプロジェクトは普段の大学生活でなかなか経験することではありません。
大変なことも多々ありましたが、それ以上に多くのことを学ぶことができました。
後輩にも、産チャレ含め何か機会があれば積極的に企業のプロジェクトにチャレンジしてもらいたいです。
【最優秀賞】
テーマ:「横浜ハンマーヘッド」の集客力を向上する「10の方法」を多角的に考えて、その具体的内容を提案して下さい
(株式会社横浜岡田屋)
チーム:秋月 翼、森田 希、寺本 朋生、髙村 龍生、神 萌絵香(経営学部/真鍋誠司ゼミナール)
チームのコメント 
私たちはゼミナールで学んだ経験を活かし、馴染み深い神奈川に貢献するべく本プロジェクトに参加を決めました。本プロジェクトに臨む前にゼミ内では輪読等の研究を行っており、こうした日々の学びを実践の場で活かしたいと考えていました。最優秀賞を目標として取り組んだ結果、受賞に至り大変喜ばしく思っています。提案先企業のためになる施策を考え抜き、提案方法にもこだわったので、賞を頂いたことで私たちの想いを全て伝えることができたのだと感じることができました。
施策の粒度はもちろんのこと、それをいかにして高い解像度で相手に伝えるかを意識しました。施策のプロトタイプ、チラシ、PR動画など、資料以外の制作にもこだわり、多角的に提案を行いました。このように施策の粒度、伝え方にこだわることは時間を大きく投資する必要があるため、早期から取り組むこととタイムスケジュールを立てることが重要になると再確認しました。
本プロジェクトを通して非常に多くのものを得ることができ、成長に繋がったと同時に、これまで私たちが身につけてきた力も存分に発揮することができたと感じています。
改めて、最優秀賞を頂けたこと心から感謝致します。


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