1. YNU
  2. イベント一覧
  3. 第二回「2.5次元文化を考える公開シンポジウム」~声、キャラ、ダンス~

第二回「2.5次元文化を考える公開シンポジウム」~声、キャラ、ダンス~

 昨年YCCスクール事業の一環として初めて開催した「2.5次元文化を考える公開シンポジウム」を、今年は横浜国立大学で開催することになりました。昨年は、女性オーディエンスの文化実践に焦点を当て、2.5次元ミュージカルの紹介、女性がどのように2.5次元舞台・ミュージカルを利用・鑑賞しているのか、そして女性がどのようにコスプレを実践、利用しているのか、を考えました。今年は、特に2.5次元舞台・ミュージカルという領域に焦点を当てます。
 「2.5次元文化」とは「現代ポピュラー文化(アニメ、マンガ、ゲーム)の虚構世界を現実世界に再現し、虚構と現実の曖昧な境界を享受する文化実践のこと」と便宜上定義します。あえて「文化実践」としているのは、送り手と受け手、という二つのベクトルは完全に分離しておらず、文化は送り手と受け手の相互作用の中に現象するためです。つまり、送り手も受け手もプレイヤーとして行動し、パフォーマンスすることを通じて、文化は生産されます。その相互作用を可能にするのは何でしょうか。それは「イマジネーション(想像力)によるファンタジー世界の構築」ではないでしょうか。
 しかし、ファンタジー世界はどのようにして確立していくのでしょうか。その考察の手掛かりとして、2.5次元の舞台・ミュージカルにおける、“声、キャラクター、踊り”に焦点を当てて、“2.5次元”を可能にさせるものを探っていきます。折しも2015年10月から始まったアニメ『スタミュ(高校星歌劇)』は、学園を舞台にし、高校生がミュージカルスターを目指して仲間5人やライバルたちと切磋琢磨する日常が各キャラの歌とダンスを織り交ぜながら描かれ、現実の2.5次元舞台を2次元の世界へ逆輸入しているような錯覚をさせる作品も登場しています。そうした、声、キャラ、ダンスという要素に関して、今年はメディア文化論とジェンダー論がご専門で、2.5次元ミュージカルにも造詣深い田中東子先生、そしてミュージカル、演劇論のご専門で、2.5次元ミュージカル、舞台を研究されている藤原麻優子先生をお迎えし、「2.5次元文化」の理論構築のためのさらなる基盤作りを目指します。

「次元を超える愛―ファンたちは2.5次元キャラクターをどう愛好しているのか?」
 田中 東子(大妻女子大学文学部 准教授)

「Does It Work?―2.5次元ミュージカルとアダプテーション」
 藤原 麻優子(早稲田大学演劇博物館招聘研究員)

日時

2016年2月6日(土)(開場13:00~)13:30~16:30(予定)

場所

横浜国立大学教育人間科学部8号館103教室(キャンパスマップ S2-1)

本学へのアクセスはこちらから

講師

田中 東子(たなか とうこ)
1972年横浜市生まれ。博士(政治学)。現在、大妻女子大学文学部准教授。専門は、メディア文化論、カルチュラル・スタディーズ、ジェンダー・スタディーズなど。主著に『メディア文化とジェンダーの政治学』(2012、世界思想社)。

藤原 麻優子(ふじわら まゆこ)
早稲田大学第一文学部卒業後、同大学院文学研究科博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。早稲田大学文学学術院演劇映像専修助手、早稲田大学演劇博物館グローバルCOEプログラム「演劇・映像の国際的教育研究拠点」RAなどを経て、現在早稲田大学演劇博物館招聘研究員。専門分野は演劇論、音楽劇、ミュージカル。主な論文に「「君は音楽を恐れている」― Lady in the Darkにおける音楽の役割について」(『演劇映像学2011』)、「ミュージカルThe Mystery of Edwin Droodにおける劇中劇構造と歌の劇的意義の分析」(『西洋比較演劇研究』13(2))など。

モデレーター・司会

須川 亜紀子(横浜国立大学都市イノベーション研究院 准教授)

参加・申込方法

参加無料

事前申し込み制:下記のリンク先の参加申込みフォームからお申込みください。
参加申込フォーム
(*確認メールは特に差し上げておりません。申込完了時に「送信しました」というメッセージが出ます。)

最新情報はFacebookで更新しています。
https://facebook.com/2.5dculture/

お問い合わせ先

横浜国立大学 都市イノベーション研究院 准教授 須川亜紀子
電話番号:045-339-3387
メールアドレス:akikosugawaynu.ac.jp

関連リンク

(担当:都市イノベーション学府)


ページの先頭へ

トップページへ

ページの先頭へ