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第4回横浜国立大学サイエンスカフェ
数学はこんなに楽しい!
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1月24日(水)18時から、横浜商工会議所会員談話室において、第4回横浜国立大学サイエンスカフェを開催しました。
第4回目の今回は、教育人間科学部の根上生也教授により「数学はこんなに楽しい!」というテーマで行いました。内容としては、一般的にはむずかしくとっつきにくいと思われがちな数学も、アプローチ次第では楽しいものであるということを、一般の人でも親しみやすいレオナルド・ダビンチの絵を用いたり、コンピュータグラフィックにより3次元化したエッシャーの絵などを用いてわかりやすく説明していました。
第4回を迎えた本学のサイエンスカフェも今年度は今回が最後の開催となり、これまで進行役としてどちらかと言えば脇役を務めてきた根上教授も、今回は講師での登場ということで、今年度最後のサイエンスカフェを締めくくるにふさわしく熱の入った講演を行っていました。
サイエンスカフェ終了後、この1年間、本学にサイエンスカフェの会場を提供していただいた横浜商工会議所とファシリテータ役で活躍した本学の学生に渡辺慎介理事(研究担当)から感謝状を贈呈しました。その中のひとりの教育人間科学部4年の平野優美さんからは、「今年度はファシリテーターを務めました。初めのうちは担当したテーブルの議論を促進させたり、意見をまとめたりすることに慣れておらず、おろおろしながら参加していました。しかし、講師の先生のお話はもちろん、様々な職種の方々の意見も聴くことができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。私自身はもう卒業するため、ファシリテーターとしてサイエンスカフェに参加することはできませんが、このような場にまた参加できればと思っております。」との感想をいただきました。
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また、今回、講師を務めた根上教授からは次のようなコメントをいただきました。

「数学=計算」と思い込んでいる人には、予想を裏切る内容だったと思います。それは、計算が得意でなくても、参加できる「計算しない数学」でした。
私の話を聞いてもらった後で「直進禁止の町」という問題にチャレンジしてもらいましたが、あんなに熱心に問題に取り組んでくれるなんて、私の予想を裏切るものでした。
参加者のみなさん、楽しませていただいてありがとうございます。
最後に、この1年を振り返り、本学のサイエンスカフェの担当である渡辺理事からも次のようなコメントをいただきました。
はじめて開くサイエンスカフェ、一体どうなるのか心配もありましたが、お陰様で楽しいカフェになりました。参加者の満足度も高く、ほっとしています。 話をして下さった4人の先生、講演者と聴衆の間に立ってカフェのスムーズな進行と聴衆の理解を手助けして下さった学生諸君と司会の先生方、カフェを支えて下さった事務の方々、会場を提供してくださった横浜商工会議所、そして何よりも聴衆の皆さんに、深く感謝いたします。
4月から始まる新しいサイエンスカフェを楽しみにして下さい。
なお、今年度は今回の第4回で終了となりましたが、来年度の開催の詳細については3月頃に大学ウェブサイト上に掲載する予定ですので、しばらくお待ちください。
(総務部学術・国際課)