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第8回横浜国立大学サイエンスカフェ
化石が語る地球環境問題の「真実」・・・ 地球は人間に“やさしく”などない・・・


会場内の様子

会場のカフェ・ラ・ミル鎌倉小町通り店

10月31日(水)18時30分から、カフェ・ラ・ミル鎌倉小町通り店において、第8回横浜国立大学サイエンスカフェを開催しました。 今回は、教育人間科学部間嶋隆一教授の「化石が語る地球環境問題の「真実」~地球は人間に“やさしく”などない~」というテーマで、一般的には少し地味に思われがちな化石の研究が地球環境変動にまで広がるという壮大なお話しでした。

お話しは、私たちの身近にある横浜市栄区の森から採出された二枚貝の化石の話しから始まり、光合成でなく温泉や冷湧水に含まれるメタンなどから有機物を生産する微生物に1次生産を依存している二枚貝化石が地層の中に繰り返し出現するというものでした。メタンは地球温暖化の原因と言われている二酸化炭素の約20倍もの温暖効果の高い物質として知られているそうです。化石の繰り返し、つまりメタン放出の繰り返しは、氷河期・間氷期のサイクルに同期しているらしく、メタンの海底からの放出が地球の環境変動に関連しているかもしれないという、とても興味深くロマンのある内容でした。

また、学術的にも、自然教育文化財としても世界的に第一級の化石群集がこんなに身近にあるということを知り、参加者の方々も大変驚いているようでした。

今回は、初めて横浜を離れ、教育人間科学部附属の小中学校がある鎌倉に会場を移して、また、鎌倉でも評判の喫茶店で開催し、参加者の方々はおいしいコーヒーやケーキを交えながら、大変くつろいだ雰囲気の中でアカデミックなひとときを過ごしていました。


間嶋隆一教授

最後に、お話しをされました間嶋先生からは、「今回、サイエンスカフェでお話しさせて頂く機会を与えて下さりありがとうございます。一般の方に自分の研究成果を話す機会は少なく、喫茶店という場所は非常に新鮮でした。実は生まれて初めての経験をしました。もともと声の大きい私は、喫茶店という狭い空間から大きな声を出す必要はないと判断して話しを始めたのですが、「もっと大きな声で」というメモを頂き、びっくりしました。これまで、「うるさい」と言われたことはあったのですが… 講演には全般的に好意的なご意見を頂けたようですが、少し内容を詰込み過ぎたせいか内容を消化しきれなかったという御意見を頂いたことは、今後のためになりました。こうした貴重な機会を与えて下さいました渡辺副学長を始めとする関係者の方々に心から感謝いたします。」との感想をいただきました。

なお、この後のサイエンスカフェについては大学ウェブサイトで随時案内をしていきますので、ご覧ください。

(総務部学術・国際課)


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