教育
ノッティンガムトレント大学(イギリス)
派遣期間:2025年9月-2026年5月
なぜ留学先大学に交換留学しようと思いましたか? 実際に留学に参加してみた感想も教えてください。
英語圏にあって、経営学を専門とするビジネススクールでマーケティングを学びたいという希望に合っていると考え、ノッティンガム・トレント大学(NTU)のノッティンガム・ビジネススクール(NBS)を交換留学先に選択しました。実際に留学してみて、その選択は間違っていなかったと確信しています。
今回の交換留学で特に印象に残った点を3つ紹介します。
①大学の充実したキャリア支援
NTUは2024年度の学生によるキャリア支援満足度(Employability)調査でイギリス国内第1位を記録しています。その評価が示す通り、授業をはじめ、定期的なキャリアフェアの開催、課外活動の紹介、CVやLinkedInの活用講座など、あらゆるサービスが手厚く、「企業に選ばれる人材になる」という目標に直結する設計になっていました。留学生活全体を通じて、イギリスの就職活動の実態を学ぶとともに、社会における自分の価値を改めて問い直す大きなきっかけとなりました。
②イギリス人「も」あまり発言しない
留学前は、海外の大学では常に積極的に発言しなければ議論に置いていかれてしまうのではと不安を抱えていました。しかし実際に蓋を開けてみると、イギリス人学生も授業中はあまり発言せず、むしろ自分が最もよく話していることに驚かされました。「とにかく一番最初に発言する」ことを心がけた結果、授業への参加姿勢を高く評価していただくことができました。海外で「積極的な日本人」として認められる経験は、これ以上ない自信につながりました。
③日本人がほぼいない環境
約1年間の留学生活を通じて感じたノッティンガムの街は、白人が約40%、中東系が約25%、黒人が約20%、東・東南アジア系が約10%、その他が約5%という印象でした。大学内は比較的多国籍でしたが、アジア人学生の大半は中国からの留学生で、日本人は私を含めわずか2名でした。英語だけで生活せざるを得ない環境は、私にとって理想的な学びの場でした。
留学までの準備として、語学の勉強として取り組んだことを教えてください。
第一に、スコア:全体7.0、スピーキング6.5以上を目標にIELTSの勉強に取り組み、留学前に2度受験しました。また、私はVogue やELLEといったファッション誌のユーチューブチャンネルから海外セレブが話している動画を選んで毎日観ていました。さらに自身の海外の友達と英語でのテキストのやり取りを毎日行い、英語に芯から馴染めるような環境に身を置くことを心掛けていました。
交換留学で一番嬉しかったことは何ですか。
自己成長につながる良い「経験」を得られたことです。
例えば
1.Apploed Professional Developmentという授業の一環で開催された、企業のCEO、卒業生などの外部講師を招いた特別講義週間への参加
2.Global Weekという国際交流イベントに参加し、日本ブースの企画・運営を行ったこと
3.NBSとオーストラリアのディーキン大学が共同主催した課外活動:International Business Marketing Competitionへの参加
4.大学で定期開催されたCareer Fairへの参加が挙げられます。
(1./4.)柔軟なキャリア形成のために学生のうちからできることを教えてもらったり、企業の採用チームと直接お話して現在の市場で求められる人材について議論したりしました。また、(2./3.)新しい課外活動に挑戦してみて、新たに興味関心のある仕事(Project Management)を発見したり、実際のアパレル会社を相手にマーケティングチームとして働き、運営側の意図と展開したい市場のニーズ双方への深い理解の重要性を学んだりしました。これらの経験を通して、企業にアピールできる自分の強みを明確にし、早期段階からスキル向上を実現させることができました。また、個人として将来企業、社会に提供できる価値はなにかを熟考するようになりました。自分の成長のために実際に行動を起こし成果を得られたことがこの交換留学においてなによりも嬉しかったです。
反対に一番辛かったことは何ですか。
極度の円安と食です。まず円安について。私の滞在期間は1ポンド=約214円という最悪イギリスポンド円レートで、食品から日用品、娯楽にいたるまですべてが高く感じました。買い物をするたびに「日本だったら半額以下で買えるに。。。」という悔しさが押し寄せてきて辛かったです。次食ですが、フィッシュアンドチップスやエールパイといったイギリス料理は決してまずいわけではありません。ただ可もなく不可もなく、「美味しい!」という感動が得られなかったことが、食べることが好きな自分にとっては堪えました。結局外食はあまりおいしくない上に割高なので、ほとんど毎日自炊していました。