教育
オストラバ工科大学(チェコ)
派遣期間:2025年9月-2026年6月
なぜ留学先大学に交換留学しようと思いましたか? 実際に留学に参加してみた感想も教えてください。
チェコを選んだ一つ目の理由としては、SDGs達成指数上位国であったからです。SDGs、特に気候変動の領域に興味があり、アフリカ留学も考えていたのですが、残念ながら経営学部からアフリカに交換留学することはできませんでした。代わりを探しているうちに、チェコがSDGsの取り組みに積極的なことがわかり、さらにチェコについて調べるきっかけとなりました。もう一つの理由は、日本と反対の地理的・政治的環境にあるチェコに興味があったからです。海に囲まれた島国であり、強い経済連合に属さず、先進国である日本にたいし、内陸国で、EUに所属し、先進国には分類されない元共産主義の国であるチェコ、この対比に惹かれました。調べてみると、日本と同じように少子高齢化に苦しんでいるなど、いくつかの共通点もあり、この比較を実際に留学して実感したいと思い決断しました。オストラバ工科大学を選んだのは、私の関心分野である国際経営学をチェコ国内では一番良く学べる学校だと考えたからです。 実際に留学して、自分の選択に感謝しています。日本とチェコ、アジアとヨーロッパの比較は想像以上に興味深く、学部の授業も期待以上に国際経営についてインタラクティブに学ぶことができました。自然も多く落ち着いた町にあり、その意味でもリラックスして楽しく過ごすことができました。
留学までの準備として、語学の勉強として取り組んだことを教えてください。
"留学を決めた大1の5月から、オンライン英会話のレッスンを毎日25分以上受けていました。 また、105という横国の交換留学生と交流するサークルに入り、横国の留学生と積極的に関わる機会を作っていました。 とにかく、英語を話すことをプレッシャーに感じないように対策していました。"
交換留学で一番嬉しかったことは何ですか。
特別で大切な友達を得たことです。留学生はみな互いの文化に興味があり、世界や文化に関する考え方、そして受け入れ方も寛容です。お互いの文化や生活習慣を共有し、共に一年、あるいは半年を過ごす。英語が上達するにつれ、哲学など形のない話も円滑にできるようになっていきました。
チェコへの留学だったこともあり、留学生も国内生も英語は第二言語です。母国語とは違い、みな直接的な表現で会話することが多いです。おかげで、仲の深まる速さもその深度も、私の人生の中で類を見ないものになりました。同じ環境の中で、違う文化を持つ人たちが暮らし、互いを思いやり、でも直接思いをぶつけ、互いを知っていく、というプロセスが、私の内面を大きく成長させました。そして、そこで得た友達は一生の宝物です。
また、ヨーロッパ圏への留学だったこともあり、挨拶のハグやキスの文化に触れました。最初こそどうしてよいのかわからず固まってしまっていたのですが、3か月後にはすっかり慣れ、その挨拶の仕方を好むまでになりました。身体的接触の多いコミュニケーション方法は、仲を深める速度を速めていると感じます。相手への安心感や信頼度も上がりやすいです。そうやって大切な友達を沢山得て、今までで一番心安らぐ生活ができたことを嬉しく思います。
反対に一番辛かったことは何ですか。
留学先どころかオストラバにさえ日本人がいなかったことです。大抵の留学生は最初、同じ国出身の留学生と固まって行動するので、最初はとてもさみしく不安でした。どこかのグループに混ざっても、彼らが母国語を話し出すと全く入れずストレスでした。といっても辛かったのは最初の3か月だけで、慣れればむしろ日本人のいない環境が心地よかったです。英語を上達させるぞというガッツがあれば、時間の経過とともに自然と辛さは解消されます。それ以外に辛かったことは特にありません。すべての経験が自分の成長の糧です。